MTM07に出展されていた、ガイガーカウンターたち
Make: Tokyo Meeting 07 では放射線測定器を中心に見て回りましたが、記憶の整理を兼ねて内容をまとめてみました。
順序は原則撮影順、敬称は省略させていただきました。また、フォトダイオード(PD)を使っているものをガイガーカウンターと呼ぶのは、はばかられるのですが、そのへんはご容赦下さい。また、写真の下のURLは、原則としてMakeのプログラムに記載されていたものです。
▼radiation-watch.org

http://www.radiation-watch.org
フリスクのケースにPDで作ったセンサーを入れ、iphoneで表示するタイプ。ポケガという名前で販売されているようです。
中央のアルミケースには、動作確認のデモ用に1μSv/hくらいの線源が入っているようです。(後で他のサイトを見たら、3μSv/hくらいの汚染土壌でした)
▼水島 徹

http://www2a.biglobe.ne.jp/mizuki/lifelog/
こちらもPinフォトダイオードを使った物。マイクロコントローラを使ってとても小型に作られています。
持参したバックグラウンドより3倍くらいの線量のウランガラスを測定してもらっているところです。
▼桜パーツ

http://sakuraparts.shop-pro.jp/
いろいろな物が出展されている中にありました。βとγ線に感度があると書いてあるのでGM管だと思うのですが、型番はわかりませんでした。写真を拡大してみるとガラスのGM管みたいです。
▼air variable

http://airvariable.asablo.jp/blog/
事前にブログにコンタクトしておいて、お邪魔しました。MTM07のガイドブックには書かれていませんが、松本 淳さんのテーブルです。
ガラスのGM管です。高圧発生はMaximのリファレンスに載っている回路で、50Vの耐圧のコンデンサでコッククロフト。ちゃんとオペアンプでフィードバックがかかっていて、こういう回路、好きです。
▼ニコニコ技術部

鍵付スイッチがあったりして、さすがに本格的です。
▼きょうのかんぱぱ

http://kanpapa.com/today/
すごく細い金属製のGM管なので、感度はそこそこでしょう。でも、カラー液晶がめちゃくちゃ綺麗で、あこがれちゃいます。
▼P板.com

http://www.p-ban.com/others/geigercounter_top.html
GM管のソケットが電球みたいになっているので、アルミの筒でβ線遮蔽が簡単にできるということでしょうか。
▼SAFECAST

出展ではなく、会場内をSAFECASTの人が持ち歩いていた物です。
これ、別の記事にも書きましたが、BNC社のSAM940というガンマ線スペクトロメータ。なんと3万ドルだとか。
SAFECASTのサイトを覗くと、これに3インチの大型シンチを付けて測定している動画がありました。下の金属の円筒管の部分がセンサーで、取り外してサーベイするような使い方もできるようです。
▼ちっちゃいものクラブ

http://tiisai.dip.jp
GM管のJ408γとSBM-20を使ったガイガーカウンタの展示。ここでJ408γとSBM-20を各々3000円で売っていたので、SBM-20を一本買いました。
▼Hack for Japan

http://hack4.jp
ミノムシクリップでGM管(SBM-20)がつないであったので、持参したウランガラスでいたずら。(右下)
▼Tokyo Hackerspace

http://www.tokyohackerspace.org
http://www.dangerousprototypes.com
ここもGM管はSBM-20でした。
【まとめ】
PD方式の出展は少なかったです。またPD方式は得られるパルスのレートがものすごく低いので、近所の汚染場所のサーベイには不向きで、固定して使うような使い方が良いように思います。
あと、シンチレータ方式の出展は無しでした。SAFECASTが持っていた物は別格ですが、
エネルギー分析まで出来る物を作った人がいないか、と期待して近所の放射線量の高い土を持参しました。しかし、残念ながらそういう測定器を作った人は見当たりませんでした。
会場には自作のガイガーカウンターを持って行って行きました。

これ、会社の人に見せると、「感度は校正されているのーー?」とか、「数値はどうやって読むんですか?」などの質問が必ず出て、説明に苦労します。しかし、MTM07ではそんな基本的な質問をする人は皆無で、もっと深いレベルの会話を楽しませていただきました。お相手していただいたMakerの方々に感謝します。
なお、記載内容に誤りなどありましたら、修正しますのでコメント欄から連絡下さい。(メアドは記入不要です)
順序は原則撮影順、敬称は省略させていただきました。また、フォトダイオード(PD)を使っているものをガイガーカウンターと呼ぶのは、はばかられるのですが、そのへんはご容赦下さい。また、写真の下のURLは、原則としてMakeのプログラムに記載されていたものです。
▼radiation-watch.org

http://www.radiation-watch.org
フリスクのケースにPDで作ったセンサーを入れ、iphoneで表示するタイプ。ポケガという名前で販売されているようです。
中央のアルミケースには、動作確認のデモ用に1μSv/hくらいの線源が入っているようです。(後で他のサイトを見たら、3μSv/hくらいの汚染土壌でした)
▼水島 徹

http://www2a.biglobe.ne.jp/mizuki/lifelog/
こちらもPinフォトダイオードを使った物。マイクロコントローラを使ってとても小型に作られています。
持参したバックグラウンドより3倍くらいの線量のウランガラスを測定してもらっているところです。
▼桜パーツ

http://sakuraparts.shop-pro.jp/
いろいろな物が出展されている中にありました。βとγ線に感度があると書いてあるのでGM管だと思うのですが、型番はわかりませんでした。写真を拡大してみるとガラスのGM管みたいです。
▼air variable

http://airvariable.asablo.jp/blog/
事前にブログにコンタクトしておいて、お邪魔しました。MTM07のガイドブックには書かれていませんが、松本 淳さんのテーブルです。
ガラスのGM管です。高圧発生はMaximのリファレンスに載っている回路で、50Vの耐圧のコンデンサでコッククロフト。ちゃんとオペアンプでフィードバックがかかっていて、こういう回路、好きです。
▼ニコニコ技術部

鍵付スイッチがあったりして、さすがに本格的です。
▼きょうのかんぱぱ

http://kanpapa.com/today/
すごく細い金属製のGM管なので、感度はそこそこでしょう。でも、カラー液晶がめちゃくちゃ綺麗で、あこがれちゃいます。
▼P板.com

http://www.p-ban.com/others/geigercounter_top.html
GM管のソケットが電球みたいになっているので、アルミの筒でβ線遮蔽が簡単にできるということでしょうか。
▼SAFECAST

出展ではなく、会場内をSAFECASTの人が持ち歩いていた物です。
これ、別の記事にも書きましたが、BNC社のSAM940というガンマ線スペクトロメータ。なんと3万ドルだとか。
SAFECASTのサイトを覗くと、これに3インチの大型シンチを付けて測定している動画がありました。下の金属の円筒管の部分がセンサーで、取り外してサーベイするような使い方もできるようです。
▼ちっちゃいものクラブ

http://tiisai.dip.jp
GM管のJ408γとSBM-20を使ったガイガーカウンタの展示。ここでJ408γとSBM-20を各々3000円で売っていたので、SBM-20を一本買いました。
▼Hack for Japan

http://hack4.jp
ミノムシクリップでGM管(SBM-20)がつないであったので、持参したウランガラスでいたずら。(右下)
▼Tokyo Hackerspace

http://www.tokyohackerspace.org
http://www.dangerousprototypes.com
ここもGM管はSBM-20でした。
【まとめ】
PD方式の出展は少なかったです。またPD方式は得られるパルスのレートがものすごく低いので、近所の汚染場所のサーベイには不向きで、固定して使うような使い方が良いように思います。
あと、シンチレータ方式の出展は無しでした。SAFECASTが持っていた物は別格ですが、
エネルギー分析まで出来る物を作った人がいないか、と期待して近所の放射線量の高い土を持参しました。しかし、残念ながらそういう測定器を作った人は見当たりませんでした。
会場には自作のガイガーカウンターを持って行って行きました。

これ、会社の人に見せると、「感度は校正されているのーー?」とか、「数値はどうやって読むんですか?」などの質問が必ず出て、説明に苦労します。しかし、MTM07ではそんな基本的な質問をする人は皆無で、もっと深いレベルの会話を楽しませていただきました。お相手していただいたMakerの方々に感謝します。
なお、記載内容に誤りなどありましたら、修正しますのでコメント欄から連絡下さい。(メアドは記入不要です)