壁紙に傷を付けないで、小さな写真などを貼る方法
ずっと重たい記事ばかり続いたので、今回は軽い話です。
壁に小さな写真や資料などを貼りたいことがあります。画鋲を使えば簡単なのですが、たとえ小さくても穴を開けたくない(開けてはいけない)場合があります。そういう時は粘着性のテープなどを使う方法がありますが、何ヶ月も放置すると接着剤残りが心配になります。
この記事はそういう場合の解決策の提案です。とは言っても、どんな場合でも必ず使える方法では無いことを、あらかじめお断りしておきます。
▼使うのは100円ショップのネオジム磁石

この写真はキャンドゥのWebショップから転載しました。みなさんおなじみのダイソーでもよく見かけます。なお、これよりサイズが小さい物も売られていますが、サイズが小さいと吸着力も落ちるのであまりお勧めしません。また、普通のフェライト磁石(黒色の磁石)は磁力が弱いのでこれもお勧めしません。
先に種明かしをすると、最近の家屋の間仕切り壁は石膏ボードで出来ています。このボードは木ネジでフレームの材木に固定されているので、その木ネジに強力なネオジム磁石をくっつけることで、写真などの固定に使っちゃおう、というアイディアです。
この作戦を実現させるためには、壁紙の裏に隠れている木ネジを探す必要があります。その方法は、
▼ネオジム磁石に糸を付ける

この磁石を壁面に沿って振子のように動かすと、木ネジの位置でぴしゃりと磁石がくっつきます。垂直面に対するダウジングみたいな作業ですが、水道管を探すより発見精度と発見確率は格段に高いはずです。
▼ネジ頭発見

最初はなかなか見つからないかも知れませんが、そのうち発見できると思います。一つ特定出来ればしめたもの、そこから垂直か水平方向に探すことで、いもづる式にネジが発見できるはずです。目印にポストイットでも貼っておけば判り易いと思います。また、石膏ボードの定尺幅は910mmなので、この寸法を意識して探すと効率的に探すことが出来るはずです。
ちょうど良い位置があったので、
▼ネオジム磁石を使ってカレンダーを貼ってみた

パソコンのモニタの後ろです。実はこのカレンダーはこの記事のために印刷して貼りました。つまりやらせです汗;。
うまい位置にネジがあるかは判りません、それにコンクリート壁だったらダメだし他にもダメな建築のスタイルはありそうです。でもこの方法は、壁に全く傷を付けなくても済むので試してみる価値はあると思います。それに必要な投資金額は100円ですし。
あと、薄いプラスチック板などを準備し、これを複数の磁石で固定してやれば少し丈夫な下地が出来るはずです。そうやって造った下地の上なら、大きなポスターを貼ることが出来るかも知れません。とは言っても都合の良い位置に木ネジが埋まっているかは判りませんが、試してみると楽しいかも知れません。
このテクニックは、どこかでどなたかが既にやられているような気がします。でも、現時点でwebを探した限りでは発見できなかったので記事を書いてみました。暮らしのTipsということで、誰かのお役に立つなら幸いです。
壁に小さな写真や資料などを貼りたいことがあります。画鋲を使えば簡単なのですが、たとえ小さくても穴を開けたくない(開けてはいけない)場合があります。そういう時は粘着性のテープなどを使う方法がありますが、何ヶ月も放置すると接着剤残りが心配になります。
この記事はそういう場合の解決策の提案です。とは言っても、どんな場合でも必ず使える方法では無いことを、あらかじめお断りしておきます。
▼使うのは100円ショップのネオジム磁石

この写真はキャンドゥのWebショップから転載しました。みなさんおなじみのダイソーでもよく見かけます。なお、これよりサイズが小さい物も売られていますが、サイズが小さいと吸着力も落ちるのであまりお勧めしません。また、普通のフェライト磁石(黒色の磁石)は磁力が弱いのでこれもお勧めしません。
先に種明かしをすると、最近の家屋の間仕切り壁は石膏ボードで出来ています。このボードは木ネジでフレームの材木に固定されているので、その木ネジに強力なネオジム磁石をくっつけることで、写真などの固定に使っちゃおう、というアイディアです。
この作戦を実現させるためには、壁紙の裏に隠れている木ネジを探す必要があります。その方法は、
▼ネオジム磁石に糸を付ける

この磁石を壁面に沿って振子のように動かすと、木ネジの位置でぴしゃりと磁石がくっつきます。垂直面に対するダウジングみたいな作業ですが、水道管を探すより発見精度と発見確率は格段に高いはずです。
▼ネジ頭発見

最初はなかなか見つからないかも知れませんが、そのうち発見できると思います。一つ特定出来ればしめたもの、そこから垂直か水平方向に探すことで、いもづる式にネジが発見できるはずです。目印にポストイットでも貼っておけば判り易いと思います。また、石膏ボードの定尺幅は910mmなので、この寸法を意識して探すと効率的に探すことが出来るはずです。
ちょうど良い位置があったので、
▼ネオジム磁石を使ってカレンダーを貼ってみた

パソコンのモニタの後ろです。実はこのカレンダーはこの記事のために印刷して貼りました。つまりやらせです汗;。
うまい位置にネジがあるかは判りません、それにコンクリート壁だったらダメだし他にもダメな建築のスタイルはありそうです。でもこの方法は、壁に全く傷を付けなくても済むので試してみる価値はあると思います。それに必要な投資金額は100円ですし。
あと、薄いプラスチック板などを準備し、これを複数の磁石で固定してやれば少し丈夫な下地が出来るはずです。そうやって造った下地の上なら、大きなポスターを貼ることが出来るかも知れません。とは言っても都合の良い位置に木ネジが埋まっているかは判りませんが、試してみると楽しいかも知れません。
このテクニックは、どこかでどなたかが既にやられているような気がします。でも、現時点でwebを探した限りでは発見できなかったので記事を書いてみました。暮らしのTipsということで、誰かのお役に立つなら幸いです。
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