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拡大して見てみよう、ネジバナの種 (タネ)

 ネジバナの記事の続報です。

 ネジバナはあっという間に姿を消してしまいます。これはいったいどうなっているんだろう?と以前から不思議に思っていたので、今年は詳しく観察してみました。

▼花が終わったネジバナ
花の終わったネジバナ

 これを持ち帰って実体顕微鏡で観察してみました。

▼ネジバナのタネのサヤ
種のつまったサヤ
 サヤの中には無数のタネがびっしり。ちょっと叩くと細かいタネが周囲に散乱します。

▼ネジバナのタネ
ネジバナのタネ
 ものすごい量です。

▼ネジバナのタネの山の上を拡大
ネジバナのタネ、大量

▼スケールで寸法測定
ネジバナのタネ、スケール付き拡大
 接眼ミクロメータの上にタネをばらまいてみました。目盛りの間隔は0.1mm(100μm)
 タネのサイズは長さ0.3mm、太さは0.06mmくらいでした。写真にうまく撮れないのですが、直径10μmくらいの透明な繊維が20本くらい長手方向にあり、タネを包んでいます。この繊維の中心付近の内側にタネの本体らしい茶色の部分があります。

 ネジバナのタネは栄養を持たず、成長には特定の菌と共生する過程が必要らしいです。たしかに栄養のような物はこの大きさでは持てないでしょう。

▼タネのサヤの開き方
ナジバナのタネのサヤ
 サヤは3枚の葉(ガク?)で出来ていて、タネが熟すとその間隔が開いてスリットが出来、タネが放出される仕掛けのようです。ただし、そのスリットの中央にはリボン状態の繊維が1本通っており、無節操にタネが飛散するのを防いでいるようです。

▼成長中のタネ
成長中のネジバナのタネ
 三つに分かれた葉から内側に向けてタネが大量に生成されています。葉の間にはリボン状の飛散抑止テープも準備されています。

 ネジバナは、花の開花からタネが出来るまで1ケ月くらいという仕事の早さ。どうもその狙いは、いかにして大量のタネを残すか、という点に絞られているような気がします。

▼大量のタネ
大量に集まったネジバナのタネ
 この写真を撮るのに3本のネジバナを採集しましたが、こんなにタネが落ちてきました。とてつもない数です。上の棒は大きさ比較用に置いた、つまようじです。

 芝生が好きな植物のようなので、このタネは近所の日当たりの良い芝生に蒔いておきたいと思います。

テーマ : 園芸
ジャンル : 趣味・実用

拡大して見てみよう、ネジバナ

 近所の緑地にネジバナが咲く季節になってきました。どんな具合にねじれているのか前から興味があったので調べてみました。ちなみに、右巻きと左巻きがあって、ちょうど二本が逆向きに咲いていたのがこれ。

▼右巻き、左巻きのネジバナ
右巻き、左巻きのネジバナ
 開花した頃は、花が一直線に咲いているのですが、成長するとクキのねじれが少し戻り、その結果花が螺旋状に並ぶようになるようです。(たぶん)

▼ネジバナの花
ネジバナ、屋外
 調べてみると、ラン科の植物だそうです。屋外ではこの程度の拡大が限界なので、家に持ち帰って顕微鏡で見てみました

▼若い花を横から
ネジバナ拡大

▼若い花を正面から
ネジバナの花弁
 なんだかランらしい華やかさがあります。

▼赤い色が濃い個体
色の濃い個体
 実は、花の中にはかなりの確率で小さな虫が入っていました。虫が映るとちょっと気持ち悪いので、引っ込んだタイミングで撮影しています。

▼ネジバナのクキ
クキ
 3本撚りと、という感じでしょうか。植物の常として、拡大すると細かい毛が沢山生えています。

 ネジバナは、最初は真っ直ぐに花が咲き、その後クキがねじれて花がらせん状に並ぶのだと思ってました。しかし、実際にはクキは最初からねじれていて、それがゆるむので花がねじれるという予想外の結果でした。何でも実際に調べてみるものですね。

拡大して見てみよう(1) イチゴ

 大地震の前に考えていた企画物を始めてみたいと思います。

 実はこんな時にどうかな?と思っていたのですが、被災地の方が、みなさんが普通に暮らしていた方が気が休まるのですよ、という話をされているのを聞いて、そうか!と思いました。

 このシリーズでは、顕微鏡を使った面白い写真を紹介したいと思います。実はこれを見て少しでも自然科学が好きな子供が増えればいいなーというのが私の願いですが、大人の方にも楽しんでいただければ幸いです。

 といってもといってもストックはほとんど無いので、次の記事はいつになるか判らないです・・・

▼美味しそうなイチゴ
イチゴ

▼近づいて拡大してみる
イチゴを拡大
 種から何やらちょこちょこ生えているのは、花があった場所ですね。デジ一のマクロで等倍くらい。

 ここから先は実体顕微鏡でさらに拡大します。

▼なんとイチゴには毛が生えていた!
イチゴの実の産毛、
 顕微鏡で10倍くらい。白いモヤモヤした毛が生えていました。
 イチゴの実の中が何だかザワザワしているのは、細胞が見え始めているのだと思います。

▼種まで美味しそうです
イチゴの種の拡大
 50倍です。何だかねっとりとしたお団子みたいでおいしそうです。種の表面に細かい凸凹があります。
 よく見ると、種の中心から少しずれた場所に花はあったようです。他の種もみんなずれてますから、何か理由があるのでしょうね。
 ちなみにこの種は、もう一つ上の写真の中央左にあるやつです。

【2012/2/25追記】
 この記事で種と呼んでいた部分は実だそうです。詳しくは、この実を割って中を見た記事をご覧下さい。

テーマ : 写真
ジャンル : 趣味・実用

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