ベランダ太陽光発電の累積発電量が100kWhを超えた
ベランダに小さな太陽電池パネルを取り付けて太陽光発電をやっているのですが、この累積発電量が 100kWh を超えました。使っている太陽電池パネルは次の写真のようなもので、合計容量は35W (30W + 5W) です。なお、この話題の前回の記事は 70kWhの時点 でした。
▼太陽電池パネル

ここで発生した電力は自作の GTI (グリッドタイインバーター)を通して AC100V 系に混ぜて自宅内で消費しています。
▼GTI の表示パネル

GTI にはこの写真のように運転状態と発電量を表示させています。この写真は夜間で運転停止(SLEEPING) 状態のものです。下段の左が本日の発電量、右側が累積発電量です。これは3月5日時点のものですが、ご覧のように累積発電量が 99957.3Wh となっていてあと少しでオーバーフローします。
累積発電量が 100000Wh を超えると表示領域が足りなくなって表示が破綻するかもしれません。もしそうなったらかっこ悪いなー、こんなことなら小数点以下の表示をやめてもっと大きな値まで表示出来るようにしておけば良かった。
などと考えている間にも発電量は増えていって、とうとう表示限界を超えました、
▼累積発電量100kWh突破

オーバーフローした部分は無視し、ゼロサプレスした状態で何事も無かったように表示されました。これなら大丈夫です。
車のメーターと同じで、10万キロで一回転という感じの表示になっているんですね。というか、そういうふうにプログラムしたのは自分ですが、すっかり忘れていました。
▼累積発電量表示画面

モードを切り替えると累積発電量を詳しく表示出来ます。こちらの画面では大きな値が扱えるので、ちゃんと 100052.84Wh と表示されています。ん、四捨五入した値が一つ上の写真の値とちょっと違ってますが、細かいところはまあいいか・・・、いや、作り込みが甘いと言うべきですね。
▼累積発電量推移

グラフにするとこんな具合で、1年間で約 30kWh のペースで順調に発電量が伸びています。これなら太陽電池パネルはまだ大丈夫そうです。
◆まとめ、雑感など
太陽光発電は少しでもいいから自前の電力を確保しておきたくて始めたものです。もちろん 2011年3月の大地震が大きななきっかけになっています。最初はバッテリーに充電する方式で始めたのですが、バッテリーの維持が大変なので GTI に変更しました。
ともかく GTI の運転開始以来3年以上経ちましたが、ここまでトラブル無く運転を出来て良かったです。100kWhの発電量は、電気料金に換算すると、3000円といったところでしょうか。まあ、太陽電池パネルの購入費用程度は吸収出来ていると思います。とは言っても、GTI の部品コストや私の工数を入れるととんでもない赤字ですが、そのあたりは趣味の世界なのでプライスレスとしておきましょう。
3.11 の災害の後は太陽光発電への関心が上がり、電子工作の世界でもソーラーパネルを使った事例の発表が相次いでいたのですが、最近はそれほどでもなくなっているのがちょっと残念な気がします。
さて、今後の計画ですが、この GTI はしっかりと作り込んだつもりなのでそう簡単には壊れないと思います。でも 30W 程度とはいえ電力を扱っているので普通のマイコン応用の回路と比べるといろいろとリスクは高いです。そんなことで、いつかはこの GTI の運転を止めないといけないと考えています。
ただこの太陽電池パネルは太陽のアナレンマの観察にも使っているので、単純にGTIを切り離すとアナレンマの観察に影響を与えそうです。ということでGTIの運転停止は慎重にやる必要があります。
関連カテゴリ
・ベランダ太陽光発電
・グリッドタイインバーター
▼太陽電池パネル

ここで発生した電力は自作の GTI (グリッドタイインバーター)を通して AC100V 系に混ぜて自宅内で消費しています。
▼GTI の表示パネル

GTI にはこの写真のように運転状態と発電量を表示させています。この写真は夜間で運転停止(SLEEPING) 状態のものです。下段の左が本日の発電量、右側が累積発電量です。これは3月5日時点のものですが、ご覧のように累積発電量が 99957.3Wh となっていてあと少しでオーバーフローします。
累積発電量が 100000Wh を超えると表示領域が足りなくなって表示が破綻するかもしれません。もしそうなったらかっこ悪いなー、こんなことなら小数点以下の表示をやめてもっと大きな値まで表示出来るようにしておけば良かった。
などと考えている間にも発電量は増えていって、とうとう表示限界を超えました、
▼累積発電量100kWh突破

オーバーフローした部分は無視し、ゼロサプレスした状態で何事も無かったように表示されました。これなら大丈夫です。
車のメーターと同じで、10万キロで一回転という感じの表示になっているんですね。というか、そういうふうにプログラムしたのは自分ですが、すっかり忘れていました。
▼累積発電量表示画面

モードを切り替えると累積発電量を詳しく表示出来ます。こちらの画面では大きな値が扱えるので、ちゃんと 100052.84Wh と表示されています。ん、四捨五入した値が一つ上の写真の値とちょっと違ってますが、細かいところはまあいいか・・・、いや、作り込みが甘いと言うべきですね。
▼累積発電量推移

グラフにするとこんな具合で、1年間で約 30kWh のペースで順調に発電量が伸びています。これなら太陽電池パネルはまだ大丈夫そうです。
◆まとめ、雑感など
太陽光発電は少しでもいいから自前の電力を確保しておきたくて始めたものです。もちろん 2011年3月の大地震が大きななきっかけになっています。最初はバッテリーに充電する方式で始めたのですが、バッテリーの維持が大変なので GTI に変更しました。
ともかく GTI の運転開始以来3年以上経ちましたが、ここまでトラブル無く運転を出来て良かったです。100kWhの発電量は、電気料金に換算すると、3000円といったところでしょうか。まあ、太陽電池パネルの購入費用程度は吸収出来ていると思います。とは言っても、GTI の部品コストや私の工数を入れるととんでもない赤字ですが、そのあたりは趣味の世界なのでプライスレスとしておきましょう。
3.11 の災害の後は太陽光発電への関心が上がり、電子工作の世界でもソーラーパネルを使った事例の発表が相次いでいたのですが、最近はそれほどでもなくなっているのがちょっと残念な気がします。
さて、今後の計画ですが、この GTI はしっかりと作り込んだつもりなのでそう簡単には壊れないと思います。でも 30W 程度とはいえ電力を扱っているので普通のマイコン応用の回路と比べるといろいろとリスクは高いです。そんなことで、いつかはこの GTI の運転を止めないといけないと考えています。
ただこの太陽電池パネルは太陽のアナレンマの観察にも使っているので、単純にGTIを切り離すとアナレンマの観察に影響を与えそうです。ということでGTIの運転停止は慎重にやる必要があります。
関連カテゴリ
・ベランダ太陽光発電
・グリッドタイインバーター