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2020年1月1日の星空、ベテルギウスを撮影

あけましておめでとうございます。

さて、何かお正月らしい記事を書きたかったのですが、仕込んだネタはありません。そんな中、昨晩は雲一つない星空だったので星野写真を撮っておきました。なお、自宅ベランダからの撮影で、時刻は日付が(年が)変わった頃です。

▼シリウスからすばる (クリックで別窓にもう少し大きな写真)
シリウス、オリオン座、アルデバラン、すばる
EOS-70D, EFS 17-85, 17mm(35mm換算:27.3mm), ISO1600, f/4, 4秒
JPEGで撮ってリサイズしただけです。もう少しはっきりと撮れたら良いのですが、露出を増やすと背景が白くなってくるのでこれくらいが限界でした。画像処理かければもう少し良くなるのですが、とりあえず撮ったままです。

シリウス、オリオン座、アルデバラン、すばる
ベテルギウスがアルデバランより暗くなっているかも知れません。

▼オリオン座 (クリックで別窓にもう少し大きな写真)
オリオン座
EOS-70D, EFS 17-85, 28mm(35mm換算:41.5mm), ISO1600, f/4.5, 4秒 (リサイズしただけでJPEGで撮ったまま)

オリオン座

この写真を撮った理由をお察しの方も多いと思いますが、ベテルギウスを撮っておきたかったからです。ベテルギウスは2019年の10月頃から急に減光していて、超新星爆発が近いかもと言われています。まあ近いといっても、天文学の時間軸で近いという話なので、100年後なのかも知れません。ともかくこうやって記録しておいて、来年の正月に比較してみるのも一興かと思います。

◆まとめ
ベテルギウスの超新星爆発はいつ起きるんでしょうね。赤かった星が急に青白く猛烈な明るさになる訳で、さぞかし見応えがあることでしょう。地球の夜空に見える位置にある時にそういうことが起きると最高なのですが、どうなるでしょう。地球からベテルギウスまでの距離は約600光年なので、すでにその答えは出ているはずなのですが、地球上にいる我々には判らないというのが面白いです。

今日はセファイド変光星に関する大発見をした、リーヴィットの誕生日だった

 簡易分光器を作ってフラウンホーファー線の観察などをやっているので、個人的に天文に対する関心度が上がっています。そんなこともあって、宇宙の大きさを人類がどうやって把握していったのか、という話などを振り返ったりしています。ちなみに、こういう話では分光器が重要な役割を果たしています。

 ところで、宇宙の大きさについて、ハッブルの法則の発見に至るまでの経緯はおよそ把握していたつもりなのですが、一番はっきりしないのはセファイド変光星のあたりの話です。ハッブルはセファイド変光星を使って大きな発見をしたのですが、私自身がセファイド変光星についてきちんと理解出来ていません。初心者向けの資料には「セファイド変光星という目印を使うことで、距離を知る事が出来ました」とだけ書いてあったりして、どんな物理現象なのかさっぱり判っていませんでした。

 ということで調べてみると、ヘンリエッタ・スワン・リーヴィットという女性が決定的な役割を果たしていました。図書館に伝記があったので借りてきました

▼リーヴィットの伝記
リービッド「宇宙を測る方法」
 リーヴィット 宇宙を測る方法、ジョージ ジョンソン著、渡辺 伸監修、槇原 凛訳、WAVE出版
 ISBN978-4-87290-321-3

 この本に書いてありますが、リーヴィットに関して残されている記録はとても少ないようです。

 そんな背景からだと思われますが、リーヴィットについてWikiに書いてある情報も凄く少ないのですが、実はリーヴィットが生まれたのは1868年7月4日、つまり奇しくも148年前の今日だったということを先ほど知りました。
 
 伝記に掲載されていた写真

▼ハーバード大学の当時の天体望遠鏡
ハーバード大学の望遠鏡

▼リーヴィット
ヘンリエッタ・スワン・リービッド

 リーヴィットの発見は、小マゼラン星雲の中のセファイド変光星において、その変光周期と明るさに相関関係があることを見い出したことです。明るい星ほど変光周期が長いという結果でした。地球から小マゼラン星雲内のこれらの星までの距離はほとんど同じはずなので、変光周期はその星の絶対等級を反映していることになります。

 とは言っても小マゼラン星雲までの距離は不明なので、正確な絶対等級はこの時点では判りませんでした。その後の別の天文学者により、一つのセファイド変光星までの距離が判明しました。こうなるといもづる式に他の星までの距離が判るようになり、天体までの距離が判り、ハッブルの発見に繋がっていったということのようです。

 このあたりの話は、「物理の窓」の 「星までの距離を測る」に丁寧な解説があるので、興味のある方は一読されると良いと思います。なお、この資料にも書いてありますが、セファイド変光星自体は、リーヴィットが生まれる80年くらい前の、1780年代にピゴットとグッドリックによって発見されています。

◆最後に
 リーヴィットに関する資料を読むと、女性の社会的な地位が低かった時代にもかかわらず、着実に研究を行い、大発見に繋げた観察眼と洞察力はすごいと思いました。くしくも今日が彼女の誕生日だそうです。地球の裏側から勝手にひっそりと、お祝い申し上げます。ちなみに2018年は生誕150周年になるはずですが、何か記念行事でもやらないのでしょうか。

【追記】
・最初に公開した時は、リービットと書きましたが、伝記の本の表記に合わせリーヴィットに修正しました。
・この記事ではセファイド変光星と書いていますが、セフェイド変光星、あるいはケフェイド変光星、ケファイド変光星とも読まれるようです。

中秋の名月

 昨夜は中秋の名月。めったにない好条件ということで、ラプトル50を持ち出して撮ってみました。

ラプトル50で中秋の名月
 RICHO GX-100でコリメート撮影。コントラストをいじっただけでノントリミングです。天頂ミラー入れてるので上下が逆になってます。

 もっとちゃんとした望遠鏡が欲しくなりますが我慢。

 今ヤフオクに笠井のBLANCA-80EDTが出品されてます。これEDレンズ使ったトリプレットなので分解能が高そうです。うーん、欲しい。現在価格は12k円だけど、最終的には50k円は楽に越すんでしょうね。
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