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FR24のフィーダーは一時停止

 飛行機のADS-B信号を受信してFrightradar24 (FR24) へデーターを送る、つまりフィーダーを先週くらいから始めました。でもこれ、はっきり言って楽しく無かったです。

 FR24では飛行機毎に,、どのレーダーを使っているのか判るようになっています(MLATを除く)。つまり私の受信データーが採用されれば判るようになっているのですが、これがさっぱり使ってもらえません。レーダーの画面を見ていると、私の2倍以上の距離をカバーされている方が何人もいらっしゃいます。たぶんロケーションの良い場所で運用されているのでしょう。ともかく、これでは私のデーターが使われないのも仕方ありません。ちなみに場所は東京西部です。

 このあたりの事情はある程度は判っていました。でも実際に何の役にも立っていないことが判ってくると、何やってんだかな、という気持ちになります。他のレーダーが落ちた場合のバックアップくらいの役には立つのかも知れません。でも東京にはフィーダーさんがたくさんいるので、私のような弱小フィーダーはほとんど役に立たない気がします。それに、フィードやっている間はSDRのドングルを他のことに使うことは出来ません。

 ということで、Raspberry Piを使ったFR24へのフィードは中断することにしました。なお、環境は残しておいていつでも再開できるようにしておきました。

 フィードをやめると、空いたDVB-Tのドングル使ってwindowsマシンでADS-Bの受信を行うことが出来るようになります。

▼ADS-BデコーダーのRTL1090
RTL1090
 Raspberry Piではdump1090で受信しますが、Windowsで動かすRTL1090の方が感度が高い気がします。dump1090の設定をいじれば感度が上がる気がしますが、やり方が良く判らないです。

 自分で受信したデーターをadsSCOPEで表示。

▼adsbSCOPE
adsbSCOPE
 これで表示させるとアンテナの性能比較なども出来て便利です。それにFR24では表示されない機体が表示されることもあります。

 SDRのドングル使ってソフトウエア受信機としても使えます。

▼SDR#
20151021SDRsharp.jpg
 80MHzのFM東京を受信中です。ゼネラルカバレッジ、オールモード、スペアナ+ウォーターフォール表示付きの受信機は楽しいです。

 ということで、FR24のフィードはレーダーのIDが抹消されない限り不定期に行っていく予定です。Raspberry PiでFR24のフィードプログラムを立ち上げるために、久しぶりにlinuxに触ることが出来たので、これはこれで有意義でした。

Raspberry PiでFlightradar24へデーターをフィード

 前回の記事ではADS-Bの信号をdump1090でデコードするまでを行いましたが、今回はデーターをFlightradar24にフィードします。

▼Flightradar24
20151014fr24-b.jpg

 Raspberry Piを使ってFlightradar24へデーターをフィードする方法は、web上にいろいろ解説記事があります。しかし、今年の7月頃に大きなバージョンアップがあり、インストール方法も変わったようですが、残念ながら日本語の解説記事は見つかりませんでした。前の記事で参考にさせていただいたwebも、古いバージョンへ誘導されてしまうのでうまくいきそうにありません。

 調べてみると、下記資料の手順でセットアップを行うのが正しい方法のようです。なお、ここはFR24のフォーラムのスレッドです。
 New Flightradar24 feeding software for Raspberry Pie (2015-05-19, 09:03 Mike)
 なお、これはあくまでも現時点の情報で、今後のバージョンアップなどで古い情報となっているかも知れません。

 ということで、現在のバージョンに対応したセットアップ手順を日本語で説明した資料は少なそうなので、以下に実際にコマンドを入力した結果をレスポンスと共に記事にしてみました。赤字が入力したコマンドです。

◆リポジトリの追加
pi@raspberrypi ~ $ gpg --keyserver pgp.mit.edu --recv-keys 40C430F5
gpg: ディレクトリー「/home/pi/.gnupg」ができました
gpg: 新しい構成ファイル「/home/pi/.gnupg/gpg.conf」ができました
gpg: 警告: 「/home/pi/.gnupg/gpg.conf」のオプションは起動している間、有効になりません
gpg: 鍵輪「/home/pi/.gnupg/secring.gpg」ができました
gpg: 鍵輪「/home/pi/.gnupg/pubring.gpg」ができました
gpg: 鍵40C430F5をhkpからサーバーpgp.mit.eduに要求
gpg: /home/pi/.gnupg/trustdb.gpg: 信用データベースができました
gpg: 鍵40C430F5: 公開鍵“Viacheslav Kalmykov ”を読み込みました
gpg: 処理数の合計: 1
gpg: 読込み: 1 (RSA: 1)
pi@raspberrypi ~ $ gpg --armor --export 40C430F5 | sudo apt-key add -
OK
pi@raspberrypi ~ $ sudo nano /etc/apt/sources.list


◆エディターのnanoを使って末尾に下記の行を追加します。
deb http://repo.feed.flightradar24.com flightradar24 raspberrypi-stable

◆環境の設定が完了したので下記コマンドでプログラムのインストールを行います。
pi@raspberrypi ~ $ sudo apt-get update
取得:1 http://repo.feed.flightradar24.com flightradar24 Release.gpg [819 B]
取得:2 http://mirrordirector.raspbian.org wheezy Release.gpg [490 B]
取得:3 http://repo.feed.flightradar24.com flightradar24 Release [9,636 B]
取得:4 http://archive.raspberrypi.org wheezy Release.gpg [473 B]
取得:5 http://mirrordirector.raspbian.org wheezy Release [14.4 kB]
取得:6 http://archive.raspberrypi.org wheezy Release [17.6 kB]
取得:7 http://repo.feed.flightradar24.com flightradar24/raspberrypi-stable armhf Packages [634 B]
取得:8 http://mirrordirector.raspbian.org wheezy/main armhf Packages [6,908 kB]
取得:9 http://archive.raspberrypi.org wheezy/main armhf Packages [135 kB]
無視 http://repo.feed.flightradar24.com flightradar24/raspberrypi-stable Translation-ja_JP
無視 http://repo.feed.flightradar24.com flightradar24/raspberrypi-stable Translation-ja
無視 http://repo.feed.flightradar24.com flightradar24/raspberrypi-stable Translation-en
無視 http://archive.raspberrypi.org wheezy/main Translation-ja_JP
無視 http://archive.raspberrypi.org wheezy/main Translation-ja
無視 http://archive.raspberrypi.org wheezy/main Translation-en
取得:10 http://mirrordirector.raspbian.org wheezy/contrib armhf Packages [23.6 kB]
取得:11 http://mirrordirector.raspbian.org wheezy/non-free armhf Packages [49.3 kB]
取得:12 http://mirrordirector.raspbian.org wheezy/rpi armhf Packages [592 B]
無視 http://mirrordirector.raspbian.org wheezy/contrib Translation-ja_JP
無視 http://mirrordirector.raspbian.org wheezy/contrib Translation-ja
無視 http://mirrordirector.raspbian.org wheezy/contrib Translation-en
無視 http://mirrordirector.raspbian.org wheezy/main Translation-ja_JP
無視 http://mirrordirector.raspbian.org wheezy/main Translation-ja
無視 http://mirrordirector.raspbian.org wheezy/main Translation-en
無視 http://mirrordirector.raspbian.org wheezy/non-free Translation-ja_JP
無視 http://mirrordirector.raspbian.org wheezy/non-free Translation-ja
無視 http://mirrordirector.raspbian.org wheezy/non-free Translation-en
無視 http://mirrordirector.raspbian.org wheezy/rpi Translation-ja_JP
無視 http://mirrordirector.raspbian.org wheezy/rpi Translation-ja
無視 http://mirrordirector.raspbian.org wheezy/rpi Translation-en
7,161 kB を 42秒 で取得しました (169 kB/s)
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
pi@raspberrypi ~ $ sudo apt-get install fr24feed
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています... 完了
以下のパッケージが自動でインストールされましたが、もう必要とされていません:
icelib libblas3gf libdrm-nouveau1a libegl1-mesa libegl1-mesa-drivers libgbm1 libgles2-mesa liblapack3gf
libopenvg1-mesa libwayland0 libxcb-dri2-0 libxcb-xfixes0
これを削除するには 'apt-get autoremove' を利用してください。
以下のパッケージが新たにインストールされます:
fr24feed
アップグレード: 0 個、新規インストール: 1 個、削除: 0 個、保留: 182 個。
424 kB のアーカイブを取得する必要があります。
この操作後に追加で 563 kB のディスク容量が消費されます。
取得:1 http://repo.feed.flightradar24.com/ flightradar24/raspberrypi-stable fr24feed armhf 1.0.14-11 [424 kB]
424 kB を 1秒 で取得しました (241 kB/s)
以前に未選択のパッケージ fr24feed を選択しています。
(データベースを読み込んでいます ... 現在 66061 個のファイルとディレクトリがインストールされています。)
(.../fr24feed_1.0.14-11_armhf.deb から) fr24feed を展開しています...
fr24feed (1.0.14-11) を設定しています ...


◆これでプログラムのインストールは完了です。なお、今後のアップデートは上記二つのコマンドを実行するだけで済むようです。

続いて下記コマンドでFR24へのサインアップを行います。
pi@raspberrypi ~ $ fr24feed --signup
[main][i]FR24 Feeder/Decoder [0x02117000]
[main][i]Version: 1.0.14-11/generic
[main][i]Built on 20150828-0958 (r:master-8c35732.git/Linux/armv7l)
[main][i]Automatic updates are ENABLED
[main][i]Copyright 2008-2015 (c) Piotr Pawluczuk
[main][i]Flightradar24 AB(http://flightradar24.com)
[main][i]DNS mode: LIBC

Welcome to the FR24 Decoder/Feeder sign up wizard!

サインアップの手順は長いので、以下省略

サインアップでは正確な位置や標高(feet)の情報が必要になるので、事前に準備しておいた方がいいです。サインアップの手続きの中でレーダーIDとフィードキーも発行されます。

 これでプログラムのインストールは完了しているので、下記コマンドでフィードを開始出来ます。なお、フィードのプログラムはユーザーがログアウトしても動き続けます。以前のようにscreenの中に飼っておく必要はありません。
pi@raspberrypi ~ $ sudo service fr24feed restart

◆フィードプログラムの操作コマンドは以下の通りです。
フィードの停止:sudo service fr24feed stop
(うまくいかない場合は、pgrep -l fr24feed pgrep -l dump1090 でプロセスが生きているか確認。
プロセスが生きていたらPIDの値を返すので、sudo kill nnnでプロセスを止める)

フィードのリスタート:sudo service fr24feed restart
ステータス確認:service fr24feed status 
以下はstatusの実行例です。
pi@raspberrypi ~ $ service fr24feed status
[ ok ] FR24 Feeder/Decoder Process: running.
[ ok ] FR24 Stats Timestamp: 2015-10-14 02:36:46.
[ ok ] FR24 Link: connected [UDP].
[ ok ] FR24 Radar: T-RJ****.
[ ok ] FR24 Tracked AC: 16.
[ ok ] Receiver: connected (521421 MSGS/0 SYNC).
[ ok ] FR24 MLAT: ok [UDP].
[ ok ] FR24 MLAT AC seen: 17.


ファイルとしては以下のようなものがあります。
設定ファイル:/etc/fr24feed.ini
pi@raspberrypi ~ $ cat /etc/fr24feed.ini
receiver="dvbt"
fr24key="****************"
path="/usr/lib/fr24/dump1090"
bs="yes"
raw="yes"
logmode="1"
mlat="yes"
mlat-without-gps="yes"

キーの値はここに記録されていました。

ログファイル:/var/log/fr24feed.log (たぶん有効にした場合のみ存在)
pi@raspberrypi ~ $ tail /var/log/fr24feed.log
2015-10-14 11:45:59 | [feed][i]sent 12 AC in 1 packet
2015-10-14 11:46:04 | [feed][i]sent 13 AC in 1 packet
2015-10-14 11:46:06 | [feed][i]removed 1 of 16 AC
2015-10-14 11:46:09 | [feed][i]sent 12 AC in 1 packet
2015-10-14 11:46:14 | [feed][i]sent 10 AC in 1 packet
2015-10-14 11:46:15 | [mlat][i]Pinging the server
2015-10-14 11:46:15 | [mlat][i]Stats 1361022/308
2015-10-14 11:46:19 | [feed][i]sent 10 AC in 1 packet
2015-10-14 11:46:22 | [feed][i]removed 1 of 16 AC
2015-10-14 11:46:24 | [feed][i]sent 12 AC in 1 packet


 以上です。linuxにあまり詳しくない人が書いているので、変なところがあったらご容赦を。不明な点はオリジナルの資料やその関連スレッドをご覧下さい。また、この情報の利用は自己責任でお願いします。

 ちなみにこのプログラムからMLAT対応になったそうです。ログを見ると100μsの分解能で時刻をNTPと比較・修正しているのがそのあたりに関係しているのでしょうか。でも、100μsは電波の伝播距離では30kmにも相当するので、こんなラフな精度でどうやって航空機の位置を決定できるんでしょうめ。やっぱりGPS時計くらいの時間精度が必要な気がしますが、実際のところはどうなっているんでしょうね。

Raspberry Pi でADS-Bを受信

 USBのSDRドングルで飛行機のSDR-Bを受信する話の続きです。

 前回の記事ではいきなりFlightrader24のフィーダーのステータス表示画面まで行ってしまいました。しかし、自分でもどうやったか判らなくなりそうなので、途中経過をまとめておきます。なおこの記事ではdump1090を使った受信環境の構築までを行い、次回の記事でFlightradar24へのフィードを行います。

 データーのフィードは24時間連続運転するので、出来るだけ消費電力を減らすためにRaspberry Piを使います。

▼Raspberry PiとUSB SDRドングル
Raspberry PiにSDR受信ドングルを接続
 ファンの下の小さな基板が受信用のUSBドングルで、その下の黄色がかったプラスチックは単に台として使っている物です。一番下の透明なケースにRaspberry Piの基板が入っています。なお、右側のUSBのハブにいろいろ刺さっているのは、自作GTIの監視用の配線で、同じCPUに相乗りさせています。

 この構成の場合の設定方法は先人の方がいろいろ解説記事を書かれています。今回私は、Computer Radio RF Techさんの書かれた、Raspberry-PiでADS-Bを受信しFlightradar24にフィードするを参考に作業を行いました。

 作業は参考にさせていただいた記事の通りにlinuxのコマンドを打ち込むだけで、順調に進みました。RTLドングルがうまく認識されない場合の対処も解説通りにやればうまくいきました。

 screenで作った窓の中で、./dump1090 --net --aggressive --interactive と入力すると、以下のようなADS-Bの受信状態のモニタ画面が出て、見事に受信成功です。

▼dump1090のモニタ画面
dump1060の受信ステータス表示
 受信状況を表形式でリアルタイム表示しています。 

 ログアウトしてもプログラムを走らせ続ける方法は他にもあるのに、何でscreenを使うんだろうと思っていたのですが、なるほど、こういうことでしたか。ステータス画面を表示させるには別窓でやった方が具合いいです。

 dump1090をネットワーク表示オプション( --net )付きで起動しているので、webブラウザからマップで表示が可能です。
 Webブラウザで、ラズパイのURLを指定して読み出す(http://192.168.*,*:8080) と、

▼dump1090でwebブラウザへ表示
dump1090をwebブラウザで閲覧
 Google Map上に飛行機の位置が表示されてなかなかかっこいいです。

 ただ、Windowsのadsscopeのように受信した全ての軌跡をラインで表示することは出来ないのが残念です。軌跡が全部残ると、滑走路の運用状態や離発着のウェイポイントなどが判り易くなります。

 この後はFlightradar24へデーターのフィードするための設定を行います。しかしこの先は参考にしたwebの通りにやってもうまくいきませんでした。フィード用のプログラムが2015年7月に大きく変更されたようで、インストールの手順も大きく変わってしまったようです。

 ということで、切りがいいので、フィード用のプログラムについては次の記事で紹介することにします。

 ご注意:Flightradar24の新しいフィード用のパッケージ(Raspberry Pi版)を使うと、dump1090も同時にインストールされるようです。ということで、ここに書いた手順は省略して、いきなり新しいフィード用のプログラムをインストールしても良さそうな気がします。
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