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久しぶりに秋葉原でショップめぐり

久しぶりに秋葉原に行ってきたので様子についてレポします。なお、行ったのは2019年4月12日(金曜日)の午後です。

御徒町方面から行ったのでまずは aitendo へ向かいました。ところで aitendo が入っている建物の反対側のビルの1階にあった、シュミットという天体望遠鏡の店が無くなっていて、その後には遊舎工房という店が入っていました。

▼遊舎工房
遊舎工房
自作キーボードと工作スペースの店だそうです。

aitendo に行って細々した物を買いました。最近は AliExpress で買うことが多く、あそこと比べると全体的に高いなーと言う印象ですが、まあ現物を手に取って確認出来るのは有難いです。

ちなみに、最近工作によく使っている 0.96 インチの OLEDグラフィックディスプレイが、aitendo でどんな売られ方をしているか興味があったので店内を探してみました。でも、インターフェイスボードに 3.3V のシリーズレギュレーターが乗っている物は見当たらず、シリーズレギュレータ無しの物、つまり電源電圧 3.3V の物しか見当たりませんでした。

これ、店頭で現物を見ることが出来るので、基板にシリーズレギュレーターが載っていないことが判りました。でもネットショップだとここまでは判らないと思います。あと、これネットショップでは動作電圧 3-5V と書いてある物と同じだと思うのですが、これに5Vかけるとヤバイです。

aitendo の後は秋月方面へ行ってあれこれ買い物。

▼マルツ秋葉原2号店が無くなっていた
マルツ秋葉原2号店
まだ看板は残っていますが、閉店になっていました。秋月に無い物が近所のこの店にはあったりするので、重宝していたので残念です。マルツの本店へいけばいいのですが、どこにあったっけ。まあマルツなら調布の電機大前のセブンイレブンに行けばいいのですが。

ラジオデパートを覗いてみると、ここはいろいろ変わっていました。

▼ラジオデパート
東京ラジオデパート

なんと 2F のエスカレーターの先にあった、マルカ電機が無くなっていました。

▼マルカ電機のあった場所
マルカ電機の場所が、、
CCコネクトという店に変わっていました。

マルカ電機の前を通ると、ペヤングソース焼きそばを思い出していたのは私だけか?なお、ペヤングの会社は、ひらがなで「まるか食品」なので念のため。

2Fには明和電機が開店していました。

▼明和電機
明和電機

明和電機
コーポレートカラーのあの色褪せたコバルトブルーで統一しているあたりは流石です。第三者用の展示販売スペースもあるようですが、ここに出店するには相応のインパクトが必要なんでしょう。

▼店内の案内看板
ラジオデパート案内板
マルカ電機の名前は無くなっていて、明和電機の名前が書かれています。あと、地下に真っ赤に塗られた怪しいプレートがありますが、それは、、

▼秋葉原最終処分場
地下に向かうエスカレーターの先に、こんなすごい名前の店が出来ていました。秋葉原最終処分場のホームページ秋葉原最終処分場。 さんのツイッター
なお、営業日時などは上記サイトで要確認。
秋葉原最終処分場

秋葉原最終処分場

ジャンクはグレード分けされていて、電源入ったとか、液晶割れとか、短いコメントが書かれています。場所柄、店の人の目利き力には期待出来そうです。

◆まとめ
そんなことで、久しぶりの秋葉原を堪能してきました。行くたびに少しずつ変わってますね。あと、これが平成最後の秋葉原訪問になると思うと感慨深いものがあります。

CMOS シリーズレギュレーターの種類と特性

1.まえがき
0.96インチ OLEDのインターフェイス基板を調べてみると、3.3Vのシリーズレギュレーターが搭載されていて、電源電圧は 5V から 3.3V まで使えるようになっていました。こういう使い方をするためには、入力電圧が 3.3V を下回ってもそのまま使えるレギュレーターが必要です。

また、このOLED モジュールをスリープさせた時の消費電流を実測してみたところ、7.66μAでしたが、そのうちシリーズレギュレーターの消費電流はたった 1μA程度で済んでいるようです。

この OLED に使われているシリーズレギュレーターには662K とマーキングされているので、TOREX社の XC6206 ではないかと思われますが、知らない間にシリーズレギュレーターの性能はすごく良くなっているみたいです。

そんなことで、CMOS のシリーズレギュレ-ターについて調べてみました。

ちなみに、ストックしているシリーズレギュレーターを引っ張り出してみたらこんなにありました。
シリーズレギュレーター
3 端子レギュレーターと呼ばれていた頃の古い仕様の物、LDO な物、CMOS などいろいろあります。

2.CMOS シリーズレギュレーターの解説資料
ネットを調べるといろいろ出てきますが、
TOREX社のアプリケーションノート:電圧レギュレータの基礎知識という資料がとても判り易く解説されていました。

この資料は CMOS のレギュレーターについて解説されていますが、私なりにポイントを整理すると以下のようになります。

1) デバイスの性能向上で、制御素子の Pch MOS FET の ON抵抗が下がり、飽和電圧も小さくなっている。
2) 耐圧を求めると飽和電圧が上がり、無負荷時消費電流(Iq)も増える。つまり無駄に高い耐圧のデバイスを使うのは良くない。
3) リップルが問題になる時は高リップル除去率の物を選ぶ。
4) CMOS回路では、バイポーラのバンドギャップリファレンスのような正確な基準電圧を作るのが難しい。そこでトリミングで希望の電圧に調整している。

なるほど、1) 2)項はパワーFET の選定の話と同じです。消費電流を下げることを追求した副作用で、応答速度が悪化したので、3)項の高リップル除去率の製品が必要になっている、という感じではないかと思いました。

あと、話はちょっと別の方向にそれますが、ATmega328 の CPU の内部Vref 電圧の精度が±10%と、嘘みたいに悪いのは4) 項のような事情が背景にあったんですね。

この記事の最初で話題にした、OLED に入っているシリーズレギュレーターの XC6206 は、TOREX の資料にも出て来て、耐圧6Vなので、入力電圧5V用の製品みたいです。どおりで消費電流(Iq)がすごく小さい訳です。

ちなみに、この資料にも出て来る XC6202 の手持ちがあったので、特性をちょっと測ってみました。

3.XC6202の静止時消費電流の測定 (XC6202のデーターシート
XC6206の測定
静止時(無負荷時)消費電流を測っている様子です。出力が発振などしていないか確認するためにオシロを接続しています。入力電圧を変化させると、5V以上で出力電圧がクランプされて安定化されている様子が良く判ります。なおこれは5V出力の物 (XC6202P502) です。

静止時消費電流 Iss (Iq)
XC6206のIq
データーシートによると、Iq はTyp. 10μA、Max. 24μA となっていますが、実測では 5.6μAでした(当然ですが、オシロの10MΩプローブを接続すると0.5μA増えます)。

4.XC6206 XC6206のデーターシート
次にOLEDに使われている XC6206 を調べます。これは6V耐圧の品種です。ただ、この素子の手持ちは無いのでデーターシートで特性を見て行きます。なお、3.3V のグラフは無いので、近い値の 3.0V のグラフを TOREXのデーターシートから抜粋しました。
入出力電圧特性 消費電流特性
左が入力電圧に対する出力電圧で、指定の電圧で安定化され、それ以下ではドロップアウト電圧分だけシフトして入力電圧に追従しています。
右は入力電圧に対する素子の消費電流で、電圧の安定領域では消費電流は1μAと極めて小さな値です。安定領域の下側(左側)では消費電流が急増しているので注意が必要ですが、それでも最大で14μA程度です。

5.まとめ
電池で動かしていて消費電流を出来るだけ小さく抑えたい場合、CMOSシリーズレギュレーターを使わない手は無いでしょう。その場合、用途別に最適な物を選択すると、より効果的です。

例えば 3.3V に降圧する場合、入力電圧が 3.3V を下回ってもそのままスルー状態で使えるので、電池の容量を限界まで使うことが出来るはずです(この場合、消費電流が若干増えることに注意)。なお、バイポーラのレギュレーターでもこういう特性の物はありそうですが、消費電流が1桁以上大きくなると思います。

ちなみに、電池で動かすアナログ表示の気圧計(LPS25H)では電池3本の4.5Vを3.3Vに降圧するためにXC6202を使っています。しかし、ここにもしXC6206を使っていれば、もっと省電力することが出来ていたことが、今になって判りました。

XC6206 は SMDパッケージの物しか手に入らないようです。でも効果を考えると実装が面倒などと言ってはいられないです。それに、もっと新しい素子も出ているようです。また、SMDパッケージならピン数の制約が緩くなるので、スタンバイ機能なども使い易くなると思います。

テレビ (REGZA) のタイムシフトマシン用HDDを交換

テレビ (東芝 REGZA) に付けている、タイムシフトマシン用のHDDが認識されなくなってしまったので、ドライブを交換して修理しました。

▼テレビのHDD
BUFFAROのタイムシフト用HDD
上が通常録画用の4TBのHDDで、下がこの記事で取り上げるタイムシフトマシン用のHDDユニットです。

実は、先に通常録画用のHDDの調子が悪くなったので新しい物に買い替えたのですが、その原因調査などの作業をやっている間に、タイムシフトマシン用のHDDまで具合が悪くなってしまいました。取り外し/再認識など、めったにやらない操作を行ったので、既に壊れていた機能の問題が顕在化したような気がします。

通常録画用のHDDは、かなり古くて容量も小さかったので新しい物と入替え(上の写真は交換後のものです)。タイムシフトマシン用のHDDも買い替えか、と思ったのですが、これ容量が大きい(3TB x 2台)ので値段も結構します。そんなことで、貧乏根性出して、ドライブを交換して修理を試みることにしました。

▼HDDドライブユニットの背面
タイムシフト用HDD
ドライブユニットは写真のようにBUFFALOのHDT-AVU3/Nという物で、3TBのHDDが二台入っていて、USB3.0インターフェイスも2系統あります。

ケースは背面の4カ所の皿ビスを外しておき、その後、ケースの側面パネルを下から拡げるように浮かして、ラッチを抜きながら上に抜くことで外れます。なお、ケースを開けた状態の写真があれば良かったのですが、撮り忘れていました。

▼内部
内部
3.5インチのSATAのHDDが2台入っています。

▼HDDを取り外す
取り外したHDDと基板
HDDは取り付け用の板金金具にねじ止めされ、その状態でプリント基板のSATAコネクタに差し込むようになっています。なお、ファンの配線がコネクタで繋がっているので、それを抜く必要があります。

なお、ドライブは二つあり、そのどちらが故障したのかをあらかじめ特定しておく必要があります。そのためにドライブを入れ替えてテレビに接続して様子を見たり、PCに接続したりして確認しました。で、結論はA側のドライブが故障していると判断しました。ちなみに、タイムシフトマシンでは、管理情報などはA側のドライブに記録されるので、A側のHDDが故障するとB側にも記録出来なくなるようです。(B側が故障した場合は、A側だけには記録出来るはず)

▼故障したHDDドライブ
元のHDD(故障)
東芝の3.5インチ SATA の 3TB の物でした。

▼交換用に買った SEAGATE の HDD
SEAGATE の 3.5インチ 3TB HDD
3.5インチのSATAで適当な物ということで、近所のPCデポから買ってきたのがこれ。3TB、5400rpmです。バラクーダというブランドは今でもあるんですね。ちなみに、税抜き価格6500円の限定販売品でした。

▼新しいHDD
バラクーダ
同じシリーズに 1, 2, 3, 4TB がありますが、1TB/2TBが1プラッターで、3TB/4TBが2プラッターではないかと思います。

▼本体へ取り付け
HDD交換後
右側が今回交換したHDDで、左は元から入っていたHDDです。新しい方が少し薄いですが、取り付けねじの位置には互換性がありました。

カバーを取り付ける前にこの状態でテレビに接続して認識させ、更に動作テストして問題無いことを確認しました。ということでめでたく修理完了しました。

◆まとめ
最近はPCの組み立てなんてやってないので、HDDのベアドライブを触るのは久しぶりでしたが、うまくいきました。まあ、ネジ外してコネクタ差し替えるだけの作業なので、間違えるところはありません。

あっさり直ったので、これだったら2台とも6TBに交換しちゃえば2週間分録画出来たのに、なんて後になって欲が出てきましたが、とりあえず自重。

ちなみに、もし故障原因がインターフェイス基板だったら、新しく買ったHDDドライブが無駄になる可能性がありました。でもその時は、PC用の外付けHDDとして使うとか、使い道はいろいろあるので、まあいいかと思って買ってきました。

テレビの録画に適しているHDDとして、AV用というのがあるらしいのですが今回交換した物は普通のPC用です。そのあたりがどういう結果になるのかちょっと興味があります。ちなみにAV用のHDDは長時間連続運転しても大丈夫だとか、いろいろ能書きが書いてありますが、いまいち納得できないです。

【追記】
故障した (寿命が尽きた?) ドライブの型格 DT01ABA300V を検索してみると、東芝デバイス&ストレージ株式会社の web に資料があり、ビデオストリーミング向け3.5型HDDのDT01ABA-Vシリーズ というカテゴリの製品で、5940rpmの物でした。今回の修理では、これを一般PC用のHDDに交換したことになりますが、これで良かったのかどうか、意見が分かれそうなところです。
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