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調布航空宇宙センター一般公開

 4月22日(日曜日)は調布航空宇宙センターの一般公開があったので、初めて見に行きました。

 いやこれ、ずっと前から行きたかったのですが、なんだかタイミングが合わなくて、それに駐車場も無い。ということで行けなかったのですが、今年は自宅から自転車(電動)で行ってみました。

▼展示室の機体
展示室
 超音速飛行の試験用機体だと思いますが、内部が見えるようになってます。内部の配線がやたら太いのが時代を感じますが、機体はかっこいい。

▼超音速風洞
超音速風洞
 いや巨大です。左側の大きなキューブが測定部で、実験の目的別にこれを取替えて右の空気が流れる部分に突っ込んで使うそうです。

▼超音速風洞の模型
超音速風洞
 周辺の穴は衝撃波?を吸収するためだそうです。この指は説明員の方です

▼風洞内の模型
超音速風洞の機体模型
 この写真だと風洞の周辺はパンチングメタルみたいに見えますが実際は厚さが10mm以上の厚い鉄板です。

▼大型風洞
大型風洞の測定部
 これは低速の、確か2.2メートル風洞。風は向こう側から吹いてきます。低速といっても最大風速は秒速70m。

▼大型風洞の下流側
大型風洞の下流
 2.2メートル風洞を通過した風はここで流路を拡大されて速度を落とし循環ファンに戻っていきます。奥のルーバーは風の方向を変える仕掛け。

 他にもいろんな風洞がありました。ここまでの写真は循環型の風洞ですが、これ以外に空気を大きなタンク(確か20気圧)に蓄めておいて、一気にドーンと流すタイプもあります。

 ちなみに、風洞というと電気系出身の私には繊細な設備のような印象がありましたが、実際は筋肉もりもり。強力な鉄の塊でした。

 あと、風洞以外では惑星探査の展示、コックピット、80cmシュリーレンとか盛りだくさん。

▼エンジンテストベンチ
エンジンテストベンチ
 本物のジェットエンジンがぶら下がっていて、めちゃめちゃかっこいいです。左側から空気を吸い込んで、右側に噴射するとのこと。
 このコントロールルームにスロットルレバーがあったのですが、それも実機みたいな感じの作りでこれもかっこよかった。

▼スーパーコンピューター棟
シミュレーション棟
 建物の入り口にあった内部の模型です。

 模型の左奥が現在運用中のFX-1。確かこのCPUはスパコンの「京」の一世代前の物。手前の少し小さな建物には1990年代にスパコンのTop500で世界一だったNWT(Numeric Wibdw Tunnel)が設置されていたそうです。

 今回は時間の関係で東八道路沿いにある第一会場だけ行ったのですが、調布飛行場の近くに第二会場があります。こちらにはたぶん実機があると思うので来年行って見ようかと思います。でもこうなると相模原キャンパスにも行ってみたい。
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