ベランダ太陽光発電の発電量
今日は秋分の日で、太陽光発電をやっている者にとっては少し重要な目です。というのは、太陽の位置は一年かけてゆっくり変化しますが、今日を境に冬のフェーズに入ることになるからです。
うちではマンションのベランダに設置した30Wの太陽電池パネルでささやかな太陽光発電をやっています。発生させた電力は自作のGTIを使って家の中の電化製品を動かすのに使っていますが、その発電量などのデーターを今年の春からzivelyに記録/閲覧できるようにしています。
データーのアクセスはこちら→ https://xively.com/feeds/1297295899
ということでかなりデーターが溜まってきましたが、そのデーターの中で一番興味深いのは、一日の発電量の時間変化カーブです。冒頭に書いたように今日は秋分の日なので、今年の夏至から秋分までの3ケ月間で特徴的なデータを整理してみました。ちなみに以下のような綺麗なグラフは晴れの日しか取れないので、日付の間隔が不規則になっているのはご容赦下さい。
▼発電量カーブの季節変化

グラフの横軸は時刻。UTCなので00:00は午前9時、06:00は午後3時になります。縦の赤い点線は正午です。
縦軸は発電量で、0Wと20Wの位置に線が入っています。
一番上は夏至の約一週間前(6月15日)。この頃は建物の影になるので、13:10くらいからしか発電しません。夏至のころだけあって太陽高度が高いのでピークの発電量は高めになっています。なお、太陽電池パネルは西南向きのベランダの左端(東端)に設置しています。
二番目(8月6日)のグラフでは少し変化が現われています。まずは発電の開始時刻が少し早くなっていて12:40くらいから発電が始まります。それより重要な変化は、11:00あたりの小さなピーク。これ、ベランダの左側からの日差しによるものです。
三番目(8月19日)のグラフでは、小さかったピークが大きくなり、本格的な発電開始の時刻も早くなってきて、12:00過ぎから発電開始しています。
一番下のグラフは今日(9月23日)秋分の日のデーターです。ピークはとうとう本体と繋がり、10:00から発電が始まっています。一方で、夕方の発電停止時刻が1時間以上早くなっています。一日の発電量はここまでの最大で、125Whを記録しています。
この先どうなるか予想すると、太陽高度が下がってくるのに伴い、発電開始時刻はもう少し早くなって9:00頃に。一方で発電終了は15:00より前になりそうです。日照時間ではどんどん不利になりますが、一方で気温が下がると太陽電池パネルの効率が上がるのでそこいらのバランスがどうなるか興味深いところです。
まあこれはマンションのベランダなど建物の影が問題になる場合の話。屋上など全天が見渡せる場所にパネルを設置する場合はこんなことは考えないでいいので、羨ましい限りです。
うちではマンションのベランダに設置した30Wの太陽電池パネルでささやかな太陽光発電をやっています。発生させた電力は自作のGTIを使って家の中の電化製品を動かすのに使っていますが、その発電量などのデーターを今年の春からzivelyに記録/閲覧できるようにしています。
データーのアクセスはこちら→ https://xively.com/feeds/1297295899
ということでかなりデーターが溜まってきましたが、そのデーターの中で一番興味深いのは、一日の発電量の時間変化カーブです。冒頭に書いたように今日は秋分の日なので、今年の夏至から秋分までの3ケ月間で特徴的なデータを整理してみました。ちなみに以下のような綺麗なグラフは晴れの日しか取れないので、日付の間隔が不規則になっているのはご容赦下さい。
▼発電量カーブの季節変化

グラフの横軸は時刻。UTCなので00:00は午前9時、06:00は午後3時になります。縦の赤い点線は正午です。
縦軸は発電量で、0Wと20Wの位置に線が入っています。
一番上は夏至の約一週間前(6月15日)。この頃は建物の影になるので、13:10くらいからしか発電しません。夏至のころだけあって太陽高度が高いのでピークの発電量は高めになっています。なお、太陽電池パネルは西南向きのベランダの左端(東端)に設置しています。
二番目(8月6日)のグラフでは少し変化が現われています。まずは発電の開始時刻が少し早くなっていて12:40くらいから発電が始まります。それより重要な変化は、11:00あたりの小さなピーク。これ、ベランダの左側からの日差しによるものです。
三番目(8月19日)のグラフでは、小さかったピークが大きくなり、本格的な発電開始の時刻も早くなってきて、12:00過ぎから発電開始しています。
一番下のグラフは今日(9月23日)秋分の日のデーターです。ピークはとうとう本体と繋がり、10:00から発電が始まっています。一方で、夕方の発電停止時刻が1時間以上早くなっています。一日の発電量はここまでの最大で、125Whを記録しています。
この先どうなるか予想すると、太陽高度が下がってくるのに伴い、発電開始時刻はもう少し早くなって9:00頃に。一方で発電終了は15:00より前になりそうです。日照時間ではどんどん不利になりますが、一方で気温が下がると太陽電池パネルの効率が上がるのでそこいらのバランスがどうなるか興味深いところです。
まあこれはマンションのベランダなど建物の影が問題になる場合の話。屋上など全天が見渡せる場所にパネルを設置する場合はこんなことは考えないでいいので、羨ましい限りです。