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アナログ時計を正転/逆転させるドライブ条件

 この記事は9月初め頃に書いたものです。一覧表に新しい情報が追加された場合は、ブログの記事の先頭に移動することがあります。
-- 以下は元の記事です --

 かなり記事の間があいてしまいましたが、ようやく元のペースに戻せそうです。

 さて、8月31日の記事で、アナログ式の時計の外部パルスによる正転/逆転方法につき、パルス幅などの決め方を解説すると共に、みなさんの実験結果についてコメントで教えていただけないかとお願いしました。

 その結果、いろいろな方から駆動条件を連絡頂いたので、自分の結果を含めて表にしてみました。
No.お名前 T1  T2 T3 T4 T5 Coil R1Vcc関連記事、コメント
1ラジオペンチ 17 25 3.5 12 50 90 220 5youtubeのデモ画像がある記事
2Blue  11 250 6 16 250 160 115 3 
3SWK  15 24 2.5 16.3 85 195 454 5 
4WKN-1  10 20 2 8 100 320 150 5 
5WKN-2  - - 4 16 180 320 680 5逆転のみ、限界付近?
6WKN-3  10 20 2 16 100 183 220 5 
7hiro  27 50 8 11.5 100 185 430 52-3日連続で+3ステップの誤差
9hiro-9/20a 28 10 8 11.5 90 185 400 5抵抗修正で誤差なしに改善 
10hiro-9/20b 33 10 8 14 140 132 300 5 
11WKN-9/20 25 30 10 20 100 320 250 5Tanukino電圧計の試作
13ラジオペンチ 28 15 - - - 180 330 5正転だけの結果。T2は推定
14ラジオペンチ 17 35 3.5 12 60 98 220 5MPL1152気圧計
15ラジオペンチ 17 25 3.5 12 35 69 175 5LPS331高度計
16SWK-10/3 10 95 5.5 14.3 95 195 470 5高度計良好です
17まっくん 34 50 10.5 13 100 200 466 5ダイソー D11
18座頭位置 11 95 5.5 14.4 95 196 460 5ダイソー D11,NO10
19           
   単位:T1~5 = ms, Coil, R1 = Ω, Vcc = V

 この表を見ると、私の使ったムーブメントのコイル抵抗はかなり低い物だったようです。320Ωもある物があるとは思ってもいませんでした。WKNさんからコメント頂いてますが、こんなにコイル抵抗が高いとR1の値を下げないとキビキビと動かないみたいです。

 ちなみに、正転側はみなさん結構な速度が出ているようですが、逆転側の速度があまり上がっていないようです。逆転の速度を上げるにはT5を切り詰めればいいのですが、みなさんあまり短くしてないようです。ムーブメントによっては逆転が苦手なやつがあるのかなと思います。

 Blueさんとこは3V駆動ということで、むやみに高速駆動は目指していない感じでしょうか。

 それにしてもこんなに最適な駆動条件に幅があると、調整が大変です。コイルの逆起電力をモニタしてソフトで自動的にチューニングするような仕掛けが出来れば最高ですが、難しそうです。

 ともあれ、コメントでいろいろ教えて頂いた、Blueさん、SWKさん、WKNさん、hiroさんに改めて感謝いたします。
 まだ他に情報をお持ちの方は連絡いただければこの表に追記したいと思います。よろしくお願い致します。

【更新履歴】
9月21日:No9~11追加。読者の方のデーターを追加。
9月23日:No13~15追加。自分の過去記事のデーターを追加
10月3日:No.16追加
10月4日:No.17追加
10月29日:No.18追加

tag : 100円ショップ 目覚し時計 クォーツ

テクトロの古い計測器の情報なら、TekWikiがお勧め

 Jim Williamsさんのアバランシェパルスジェネレーターを紹介した記事を書いた時に気になっていたのが、Jimさんがアプリケーションノートで引用文献にしていた「Type 111 Pretrigger Pulse Generator Operating and Service Manual, Tektronix, Inc., 1960. 」というテクトロニクスの文書。

 どうも一連のアバランシェパルスジェネレーターの回路のルーツはテクトロの111という型番のパルスジェネレーターのようです。

 ということで調べてみると、凄いサイトを発見しました。それはTekWiki.140.comというweb。ここにはテクトロの古い製品のマニュアルなどが機種別に整理して保管されていました。

 で、探していた111 Pulse generater の情報もあり、インストラクション マニュアルのPDFもダウンロード可能になっていました。古い計測器のマニュアルはpdfを有料で販売している場合もあるので、嬉しいサイトです。

▼TekWikiの111 Pulse Generator のページ
111のページ
 このページには写真やマニュアルなどへのリンクが置かれています。

 全体の回路図がGIFで上記のページに掲載されていますが、マニュアルからパルス発生部だけ抜き出すと以下のようになっています。

▼Techtronix 1111 パルスジェネレーターの出力部
   111PulseGeneratorの回路図
INSTRUCTION MANUAL 111 PRETRIGGER PULSE GENERATOR Tektronix, inc. より転載

 なるほど、NPNトランジスタを使ったアバランシェブレークダウンパルス発生回路です。驚くのは、この製品が1960年に発売されていることです。1960年と言うと、トランジスタの発明から10年とちょっとしか経っていないわけで、よくぞこんな物を市販できるクォリティで作ったものだと思います。

 ちなみに回路図全体を見ると、まだ半導体が高かったからでしょう、真空管や定電圧放電管も使われていて、なかなか面白い回路になっています。また、上の回路図でトランジスタのベースに接続されているダイオードはGaAsと書いてあるのでガリ砒素なんでしょうか、とにかく当時の技術の粋を集めて作ったということなんでしょう。

 ということで、 これでアバランシェ ブレークダウン パルス発生回路については調べ尽くしたと思います。

 せっかくだからバラックではなく、コンパクトにまとまった回路として後からでも使えるような物を作ってみたいと思います。どういう回路と構造でいくのが良いか現在検討中です。いつ頃完成するかわかりませんが遅くても年内には何とかしたいです。
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