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雷センサー AS3935を使ってみる

 秋月の雷センサーモジュールを買ってみました。これからの雷シーズンに動かすと面白そうです。

 センサーのデーターをラズパイで受信し、グリッドタイインバーターのデーターのようにxivelyへ送って、webブラウザ上のグラフで見えるようにすると使い易いかも。

 でも待てよ、雷センサーは持っている人がその場で確認出来ることに意味があって、遠くに設置されたセンサーの状態をインターネット越しに見ても、あまり意味が無さそうです。というか、ネットが使えるなら雷レーダーのサイトを見た方が確実だし、情報量もずっと多いです。

 つまり、小さな液晶に状態を表示する可搬型の物を作ると良さそうです。出来るなら、時間と雷までの距離をグラフィックにプロットして表示させるとかっこいいはずです。

 と、まあ夢は膨らむのですが、まずは動作確認のために、秋月のサイトにあるスケッチをArduinoで動かしてみました。このスケッチは雷センサーとI2Cのキャラクタ液晶を動かすようになっていますが、該当する液晶を持っていないので、表示はシリアルモニタだけでやってみます。

 スケッチを走らせると、最初に周波数の調整ルーチンが動いて、その後は落雷待ちになります。でもそうそう都合よく雷が落ちてはくれません。待っていてもダメなので、人工の雷ノイズをアンテナに注入しました。

 コンデンサに充電しておいて、共振周波数が500kHzになるようなコイルにスイッチで接続、とかやったのですが、一番簡単だったのが次の方法。

▼コイルをアンテナの近くに置いてノイズ磁界を注入
雷磁界を加える
 このコイルは470μHのコア入りインダクタです。単三の電池を用意し、コイルに瞬間的に通電させることでノイズ磁界を発生させます。大きな電流が流れるのでタクトスイッチだとすぐにダメになりそうだし、思いっきりチャッタリングが発生した方がいいので、線を手で動かして回路を閉じるのがいいと思います。

 繋ぎっぱなしにすると線が焼けてくるはずなので要注意。それと、外部コイルを近づけすぎると、同調周波数が下がって目標の500kHzに合わなくなるので、これも要注意です。

▼シリアルモニタの画面
シリアルモニタ

 CAP_RESULT=5  40pF までが初期化プロセスで、以降は人工雷ノイズを検出した場合の表示です。ノイズを発生させてから一呼吸置いてシリアルモニタに検知結果が一行表示されます。なお、コイルに通電した時に必ず検出されることは無く、10回に一回程度の頻度でしか検知されません。雷パルス判定条件が簡単には満たされないからでしょうが、これでも雷が落ちるのを待っているよりはずっとマシです。

 ということで、センサーとしては動いているようです。さて、これをどう料理するか、、
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