ADS-Bを受信してみた
久しぶりに無線関係の物をいじってみたくなりました。私の電子工作はメカ物、マイコン応用、アナログ回路、無線のカテゴリーをぐるぐる廻っています。どうせならどれか一つを深く掘り下げればいいようなものですが、飽きっぽい性格が災いして、どうしてもいろんな物に手を出したくなってしまいます。
で、無線関係で面白いと思っていたおもちゃに手を出しました。それはワンセグ受信用のUSBドングルです。
▼DVB-T+DAB+FM

これはヨーロッパのワンセグレシーバーですが、ソフトウエア受信機なのでファームを変更すればいろんな信号の受信と復調が可能です。
これを使うといろいろなことが出来ますが、特にADS-Bの受信が面白いと思います。ADS-Bの信号を受信すると飛行機の位置を知ることが出来るようになります。
▼パッケージ

アマゾンから買いましたが、この写真には一つ変な所があります。それは、
▼アンテナケーブルが抜けている!

アンテナケーブルが軽い力でくるくると回ったので変だなと思っていたら、線が抜け落ちました。orz たぶんシールド側のハンダ付けが不良だったのだと思います。
このアンテナ自体にあまり使い道はありません。それに、ケーブルだけを使うために、線を途中で切って反対側をBNCコネクタにしようと思っていたのでこれくらいの不具合は何てことありません。
▼ケーブルの反対側にBNCのオスをハンダ付け

BNCに変換してしまえば、いろんなケーブルやアダプタがあるので何とでもなります。
この後でドングルを動かすためのソフトをインストールして動作確認しましたが、そのあたりは、多くの方が解説記事を書かれているのでそちらを参照下さい。
SDRSharpを動かして広帯域レシーバーとして動いていることが確認出来たので、いよいよADS-Bの受信アンテナを作ります。
▼ADS-B受信アンテナ

周波数が1090Mhzと高いのでアンテナ作りは簡単です。IV線を剥いて取り出した銅線を使ってグランドプレーンアンテナを作りました。アンテナ作ったのは何年ぶりだろうか、、
静電気や近接雷でドングルが壊れるのが嫌なのでラジェーターを折り返して接地型にしています。折り返した線の先を円形に曲げ、そこにラジアルをハンダ付けすればアンテナの完成です。
ただし、設置場所は写真のように周囲に森があって地平線が見渡せるような場所ではありません。またマンションの中間階なので後ろは当然見通せません。唯一のアドバンテージは、アンテナの設置場所は標高130mくらにの高所にあることです。
▼ADS-Bの覆域

見晴らしの良い場所だと200km以上が見えるらしいですが、私の環境では50kmくらいしか受信できません。ただ、南から東方向は200km近くまで受信できました。
▼羽田空港周辺 (クリックで拡大)

嬉しいことに、羽田空港の離発着機からの電波が良く受信出来ています。
この図は34Lと34Rを使ったパラレルランディングと、34Rと05を使った離陸で運用している状態です。これは北風もしくは無風時の運用パターンだったと思います。運用パターンは風向きや天候によって変わるので、その状況を家に居ながらにして確認できるのは楽しいです。
ということでADS-Bの受信はうまくいっているようなので、もう少しアンテナをいじってみたいと思います。コーリニアアンテナあたりを使うのが定石みたいです。
それで、ある程度安定した受信が出来るようになったら、Flightrader24のフィーダーをやってもいいかなと思います。実は、グリッドタイインバーターの運転状態をXivelyにアップロードするために連続運転しているRaspberry PIがあります。これを使えば追加投資ゼロで実現できるはずです。
まあ関東地方にフィーダーさんはいっぱいいるのでほとんど貢献出来ないような気もします。でも、まずはやってみようかなと思います。
で、無線関係で面白いと思っていたおもちゃに手を出しました。それはワンセグ受信用のUSBドングルです。
▼DVB-T+DAB+FM

これはヨーロッパのワンセグレシーバーですが、ソフトウエア受信機なのでファームを変更すればいろんな信号の受信と復調が可能です。
これを使うといろいろなことが出来ますが、特にADS-Bの受信が面白いと思います。ADS-Bの信号を受信すると飛行機の位置を知ることが出来るようになります。
▼パッケージ

アマゾンから買いましたが、この写真には一つ変な所があります。それは、
▼アンテナケーブルが抜けている!

アンテナケーブルが軽い力でくるくると回ったので変だなと思っていたら、線が抜け落ちました。orz たぶんシールド側のハンダ付けが不良だったのだと思います。
このアンテナ自体にあまり使い道はありません。それに、ケーブルだけを使うために、線を途中で切って反対側をBNCコネクタにしようと思っていたのでこれくらいの不具合は何てことありません。
▼ケーブルの反対側にBNCのオスをハンダ付け

BNCに変換してしまえば、いろんなケーブルやアダプタがあるので何とでもなります。
この後でドングルを動かすためのソフトをインストールして動作確認しましたが、そのあたりは、多くの方が解説記事を書かれているのでそちらを参照下さい。
SDRSharpを動かして広帯域レシーバーとして動いていることが確認出来たので、いよいよADS-Bの受信アンテナを作ります。
▼ADS-B受信アンテナ

周波数が1090Mhzと高いのでアンテナ作りは簡単です。IV線を剥いて取り出した銅線を使ってグランドプレーンアンテナを作りました。アンテナ作ったのは何年ぶりだろうか、、
静電気や近接雷でドングルが壊れるのが嫌なのでラジェーターを折り返して接地型にしています。折り返した線の先を円形に曲げ、そこにラジアルをハンダ付けすればアンテナの完成です。
ただし、設置場所は写真のように周囲に森があって地平線が見渡せるような場所ではありません。またマンションの中間階なので後ろは当然見通せません。唯一のアドバンテージは、アンテナの設置場所は標高130mくらにの高所にあることです。
▼ADS-Bの覆域

見晴らしの良い場所だと200km以上が見えるらしいですが、私の環境では50kmくらいしか受信できません。ただ、南から東方向は200km近くまで受信できました。
▼羽田空港周辺 (クリックで拡大)

嬉しいことに、羽田空港の離発着機からの電波が良く受信出来ています。
この図は34Lと34Rを使ったパラレルランディングと、34Rと05を使った離陸で運用している状態です。これは北風もしくは無風時の運用パターンだったと思います。運用パターンは風向きや天候によって変わるので、その状況を家に居ながらにして確認できるのは楽しいです。
ということでADS-Bの受信はうまくいっているようなので、もう少しアンテナをいじってみたいと思います。コーリニアアンテナあたりを使うのが定石みたいです。
それで、ある程度安定した受信が出来るようになったら、Flightrader24のフィーダーをやってもいいかなと思います。実は、グリッドタイインバーターの運転状態をXivelyにアップロードするために連続運転しているRaspberry PIがあります。これを使えば追加投資ゼロで実現できるはずです。
まあ関東地方にフィーダーさんはいっぱいいるのでほとんど貢献出来ないような気もします。でも、まずはやってみようかなと思います。