Arduinoシリアル書込みケーブルの製作(ユニバーサルの用)
ArduinoのUSBシリアルライターの話の続きです。前回は「あちゃんでいいの」への書込みケーブルを作りましたが、今回は「ユニバーサルの」 (Universalno) への書込みケーブルを作ります。「ユニバーサルの」のシリアル書込みコネクタは標準的なピンアサインになっていたはずなので、汎用的に使える物になるはずです。
それにしても、Arduino互換ボードの名前は変なのが多いですね。「あちゃんでいいの」って語源は何なんだろう?
▼回路図 (図をクリックで別窓に拡大)

「あちゃんでいいの」用のコネクタ(中間コネクタ)の先に継ぎ足す形で「ユニバーサルの」用のコネクタを付けています。USB-TTL変換アダプタがコネクタで分離出来れば、そこからの変換ケーブルを作ればいいのですが、DTRの線を基板内部にはんだ付けしているので、やむを得ずこういう形にしました。
「ユニバーサルの」には3.3Vの三端子レギュレーターがあるので、書込みケーブルからの電源供給は行いません。
▼外観

右回りに信号が流れていきます。「あちゃんでいいの」を使わない人は、上の回路図を見て中間コネクタ無しで作ればいいでしょう。
▼「ユニバーサルの」に接続

これでArduino UNOとコンパチな環境が完成です。コネクタの逆挿し防止のため、NCピンは切断しメス側コネクタの穴は爪楊枝を削ったもので塞ぎました。
なお、この基板の詳細については、universalnoで3.3VのArduinoを作るの記事をご覧下さい。
◆まとめ
これで遅まきながらArduinoのシリアル書込み環境が出来ました。ICSP書込みを行うためのAVRISPやUSBASPは持っています。でもシリアル書込みだと、Arduino IDEからすぐにシリアルモニタを動かしてデバッグを開始出来るので、こっちの方が断然便利です。「おまえは今頃何を言っているのだ!」という声が聞こえてきそうですが。
それにしても、Arduino互換ボードの名前は変なのが多いですね。「あちゃんでいいの」って語源は何なんだろう?
▼回路図 (図をクリックで別窓に拡大)

「あちゃんでいいの」用のコネクタ(中間コネクタ)の先に継ぎ足す形で「ユニバーサルの」用のコネクタを付けています。USB-TTL変換アダプタがコネクタで分離出来れば、そこからの変換ケーブルを作ればいいのですが、DTRの線を基板内部にはんだ付けしているので、やむを得ずこういう形にしました。
「ユニバーサルの」には3.3Vの三端子レギュレーターがあるので、書込みケーブルからの電源供給は行いません。
▼外観

右回りに信号が流れていきます。「あちゃんでいいの」を使わない人は、上の回路図を見て中間コネクタ無しで作ればいいでしょう。
▼「ユニバーサルの」に接続

これでArduino UNOとコンパチな環境が完成です。コネクタの逆挿し防止のため、NCピンは切断しメス側コネクタの穴は爪楊枝を削ったもので塞ぎました。
なお、この基板の詳細については、universalnoで3.3VのArduinoを作るの記事をご覧下さい。
◆まとめ
これで遅まきながらArduinoのシリアル書込み環境が出来ました。ICSP書込みを行うためのAVRISPやUSBASPは持っています。でもシリアル書込みだと、Arduino IDEからすぐにシリアルモニタを動かしてデバッグを開始出来るので、こっちの方が断然便利です。「おまえは今頃何を言っているのだ!」という声が聞こえてきそうですが。