VDSLモデムルーターを交換(BL902WH)、 auひかり VDSLタイプV
うちではインターネット回線に auひかりの VDSL回線(タイプV)を使っているのですが、機器の入れ替えということで新しい VDSLモデムルーターが送られてきました。希望すれば業者が来て入れ替え作業をやってくれるのですが、自分でやった方が手っ取り早いです。
事前に送られてきた資料を読むと、新しいルーターは DHCPのアドレス割り当てが 64個まで出来るそうです。これまでのルーターは割り当て数がたった8個だったのでだいぶ楽になりそうです。
そうは言っても何でもかんでもDHCPの自動割り当てにしていると面倒なことが起こり易いので、いつも使う物は固定IPアドレスで使うようにします。ただ問題は、これまで固定IPアドレスで使っていた領域の一部が DHCP割り当て範囲に変わるので IPアドレスの変更が必要になります。
そんなことで自宅内LANのアドレスリストを作り直しました。
▼自宅IPアドレス一覧表

(お断り:詳細が見えない程度の解像度にしています)
新しいルーターに交換した後でアドレス変更をすると、トラブルが出た時の問題の切り分けがややこしくなる可能性があります。そこで事前準備として、旧ルーターの状態で先にIPアドレスを変更しておきました。(元のアドレス+100を新アドレスにしました)
▼変更前

クローゼットの棚の上に電話とLANの回線を集めています。
左がNASで、上に載っているのがVDSLモデム(住電:VTE5030)とルーター(NEC:Aterm BL150HV)。下は1Gbpsのスイッチングハブです。今回、VDSLモデムとルーターを交換します。
交換する前に通信速度と消費電力を測定しておきました。
▼インターネット通信速度

この記事を書いた時点で、Googleで「インターネット速度テスト」という名前で出てくるサイトです(検索結果に測定ボタンがあります)。VDSLタイプとしてはやや遅い値ではないかと思いますが、普通に使っている分には特に支障はないです。
簡易測定による消費電力は、VDSLモデム(VTE5030):8.8W、ルーター(BL150HV):9.2Wでした。
なお電力の値は、カレントトランスとオシロで電流波形の実効値を求め、電圧の100Vを掛けた値です。つまり力率100%と仮定した値になっています。もし位相差が30度あったとしても cosθは86.6%なので大きな誤差にはならないと期待しています。
消し線を付けた部分は不正確な記述でした。近日中に別の記事で検証と確認を行う予定です。
▼送られてきたVDSLモデム・ルーター

NECのBL902HVというモデムルーターが届きました。ハードとしては無線LAN機能付きですが、これは別料金で契約しないと使えないようになっています。うちには無線LANのアクセスポイントは既に2つあり、片方は5GHzの 11acのAPなので使えない方が好都合です。ちなみに、このモデムルーター内蔵の無線LANは 11nまでです。
ネットワークの仕様は前の物とほぼ同じですが、ローカルのLANポートが1Gbpsになっています。(BL150HVは100Mbps)
▼交換後

箱が一つ減ったのですっきりしました。なお、ここから各部屋にケーブルで接続し、末端には必要に応じスイッチングハブを置いています。
USBメモリーを挿しっぱなしにして、共有ドライブとして使うことにしました。ちょっとしたファイルの受け渡しをしたい時に便利です。もちろんNASでも同じことが出来ますが、消費電力が大きいので普段は電源をOFFにしています。
通信速度と消費電力の測定結果ですが、
▼インターネット通信速度

ダウンロードは速くなっていますが、アップロードがアホみたいに遅くなっています。誰かが大量にアップロードしているのでしょうか。これは少し様子を見たいと思います。なお、速度測定のサイトによっては20Mbpsくらいのアップロード速度が出ることもあって、状況がよくわからないでいます。
消費電力は、19.4Wでした。もっと減るものと期待していたのですが、合計では以前とほとんど変わらない値でした。
消費電力をちゃんと測定してみると、12.8Wでした。
◆まとめ
最初の方に書いたように、DHCPの割り当て範囲にかぶってしまうので、固定IPアドレスの機器は元のアドレスに100を足した値に全部変更したかったのですが、2台だけ簡単に変更出来ない物が出てしまいました。幸いこの2台のアドレスの値が近かったので、DHCP割り当て対象外アドレス指定機能を使うことで問題を回避できました。新しいルーターは機能がいろいろ付いていて便利です。
気になるのはアップロード速度がいまいちな点です。これは様子を見て実害があるようなら au に相談しようかと思います。そういう時に、交換前のネットスピード測定結果の画面を持っていると話が進めやすくなるはずです。
今回いろいろな機器のIPアドレスを変更したのですが、ほとんどは画面を見るだけで簡単に変更出来ました。ただ、けえらく判り難かったのがエプソンのプリンタの EP-879AW でした。このプリンタの有線LANのIPアドレスの設定は、何と無線LANの設定メニューの中にありました。ややこしいのは、有線LANの設定メニューもあることです。こっちはルーターのプリンタポートにプリンターを接続した使う場合の設定のようです。どうもルーターのプリンターポートにプリンターを接続することを有線LAN接続と呼んでいるようです。これ日本語として間違ってはいませんが、そういう俺様ルールは止めて欲しいです。いや、私が何か勘違いしているのかも知れません。
追記(2020/2/13)
その後ネットスピードを測ってみると、アップロード速度が速くなっていました。

これくらいの速度が出ていれば特に不便は無いはずです。使っていくうちに伝送経路の最適化が進んだ結果なんでしょうか。
事前に送られてきた資料を読むと、新しいルーターは DHCPのアドレス割り当てが 64個まで出来るそうです。これまでのルーターは割り当て数がたった8個だったのでだいぶ楽になりそうです。
そうは言っても何でもかんでもDHCPの自動割り当てにしていると面倒なことが起こり易いので、いつも使う物は固定IPアドレスで使うようにします。ただ問題は、これまで固定IPアドレスで使っていた領域の一部が DHCP割り当て範囲に変わるので IPアドレスの変更が必要になります。
そんなことで自宅内LANのアドレスリストを作り直しました。
▼自宅IPアドレス一覧表

(お断り:詳細が見えない程度の解像度にしています)
新しいルーターに交換した後でアドレス変更をすると、トラブルが出た時の問題の切り分けがややこしくなる可能性があります。そこで事前準備として、旧ルーターの状態で先にIPアドレスを変更しておきました。(元のアドレス+100を新アドレスにしました)
▼変更前

クローゼットの棚の上に電話とLANの回線を集めています。
左がNASで、上に載っているのがVDSLモデム(住電:VTE5030)とルーター(NEC:Aterm BL150HV)。下は1Gbpsのスイッチングハブです。今回、VDSLモデムとルーターを交換します。
交換する前に通信速度と消費電力を測定しておきました。
▼インターネット通信速度

この記事を書いた時点で、Googleで「インターネット速度テスト」という名前で出てくるサイトです(検索結果に測定ボタンがあります)。VDSLタイプとしてはやや遅い値ではないかと思いますが、普通に使っている分には特に支障はないです。
簡易測定による消費電力は、VDSLモデム(VTE5030):8.8W、ルーター(BL150HV):9.2Wでした。
なお電力の値は、カレントトランスとオシロで電流波形の実効値を求め、電圧の100Vを掛けた値です。つまり力率100%と仮定した値になっています。
消し線を付けた部分は不正確な記述でした。近日中に別の記事で検証と確認を行う予定です。
▼送られてきたVDSLモデム・ルーター

NECのBL902HVというモデムルーターが届きました。ハードとしては無線LAN機能付きですが、これは別料金で契約しないと使えないようになっています。うちには無線LANのアクセスポイントは既に2つあり、片方は5GHzの 11acのAPなので使えない方が好都合です。ちなみに、このモデムルーター内蔵の無線LANは 11nまでです。
ネットワークの仕様は前の物とほぼ同じですが、ローカルのLANポートが1Gbpsになっています。(BL150HVは100Mbps)
▼交換後

箱が一つ減ったのですっきりしました。なお、ここから各部屋にケーブルで接続し、末端には必要に応じスイッチングハブを置いています。
USBメモリーを挿しっぱなしにして、共有ドライブとして使うことにしました。ちょっとしたファイルの受け渡しをしたい時に便利です。もちろんNASでも同じことが出来ますが、消費電力が大きいので普段は電源をOFFにしています。
通信速度と消費電力の測定結果ですが、
▼インターネット通信速度

ダウンロードは速くなっていますが、アップロードがアホみたいに遅くなっています。誰かが大量にアップロードしているのでしょうか。これは少し様子を見たいと思います。なお、速度測定のサイトによっては20Mbpsくらいのアップロード速度が出ることもあって、状況がよくわからないでいます。
消費電力をちゃんと測定してみると、12.8Wでした。
◆まとめ
最初の方に書いたように、DHCPの割り当て範囲にかぶってしまうので、固定IPアドレスの機器は元のアドレスに100を足した値に全部変更したかったのですが、2台だけ簡単に変更出来ない物が出てしまいました。幸いこの2台のアドレスの値が近かったので、DHCP割り当て対象外アドレス指定機能を使うことで問題を回避できました。新しいルーターは機能がいろいろ付いていて便利です。
気になるのはアップロード速度がいまいちな点です。これは様子を見て実害があるようなら au に相談しようかと思います。そういう時に、交換前のネットスピード測定結果の画面を持っていると話が進めやすくなるはずです。
今回いろいろな機器のIPアドレスを変更したのですが、ほとんどは画面を見るだけで簡単に変更出来ました。ただ、けえらく判り難かったのがエプソンのプリンタの EP-879AW でした。このプリンタの有線LANのIPアドレスの設定は、何と無線LANの設定メニューの中にありました。ややこしいのは、有線LANの設定メニューもあることです。こっちはルーターのプリンタポートにプリンターを接続した使う場合の設定のようです。どうもルーターのプリンターポートにプリンターを接続することを有線LAN接続と呼んでいるようです。これ日本語として間違ってはいませんが、そういう俺様ルールは止めて欲しいです。いや、私が何か勘違いしているのかも知れません。
追記(2020/2/13)
その後ネットスピードを測ってみると、アップロード速度が速くなっていました。

これくらいの速度が出ていれば特に不便は無いはずです。使っていくうちに伝送経路の最適化が進んだ結果なんでしょうか。