Arduinoで動かすアナログ表示の気圧計、動作開始から3年
◆3年経過
2017年5月に作った電池で動く気圧計が、目標としていた3年間の連続動作を達成しました。
運転開始時の記事は、アナログ気圧計2号機、運転開始
去年の今頃に確認した時の記事は、Arduinoで動かすアナログ表示の気圧計の電池電圧
・外観

・電圧を測定している様子

ケースに穴を開けておいたので、分解しないでも電池電圧が測定できるようになっています。今回の電圧は4.35Vでした
◆電池電圧の変化グラフ

まだまだ余裕です。3.3Vまで電圧が下がるとマイコンが検出してLow Battery 表示を行うようになっているのですが、相当先になりそうです。
縦軸を拡大

2年前にプログラムを改良して、より消費電流が少ないタイマー(delayWDT2)に入れ替えました。今回のグラフを見ると、そのタイミングを境に電池電圧の低下速度が緩やかになっていることが確認出来ました。
地味なプログラム改良だったのですが、こうして効果がはっきりと確認出来て良かったです。
◆使った電池のキープサンプル
おもちゃの修理をやっていると液漏れした電池によく出くわすのですが、今回使っている電池は今のところ液漏れすることも無く順調に動き続けてくれているようです。ちなみに電池はダイソーで4本100円で買ったアルカリ単三電池 (AA LR6) です。
4本組で買った電池の3本は気圧計を動かすために使っているのですが、実は残りの一本はキープサンプルとしてそのまま保管してあります。狙いは無負荷で保管した場合の電圧変化の確認です。同じ温度履歴になるように、時計のムーブメントの電池ケース内に保管しておきました、もちろん配線は外してあるので電池の消耗はありません。
その電池がこれ

電圧を測ると 1.615Vもありました。この電圧を見る限り劣化の兆しは無さそうです。ちなみに2018年5月の時点の電圧は1.636Vでした。
電池には使用推奨期限 2024年1月と表示されています。ということは、この気圧計はあと4年はちゃんと動き続ける可能性が高いことになります。まあ、電池や回路が大丈夫でも、メカの寿命の方が先に来るのかも知れません。
◆まとめ
えらく長生きする気圧計が出来たようで、こっち方が先にまいっちゃいそうです。そうは言っても、自分の作った物が何年も動き続けるのは嬉しいものです。
どうせだったら太陽電池と電気二重層キャパシタを組み合わせて、室内の明かりだけで永遠に動き続ける気圧計を作ってみるのも面白いかも知れません。
2017年5月に作った電池で動く気圧計が、目標としていた3年間の連続動作を達成しました。
運転開始時の記事は、アナログ気圧計2号機、運転開始
去年の今頃に確認した時の記事は、Arduinoで動かすアナログ表示の気圧計の電池電圧
・外観

・電圧を測定している様子

ケースに穴を開けておいたので、分解しないでも電池電圧が測定できるようになっています。今回の電圧は4.35Vでした
◆電池電圧の変化グラフ

まだまだ余裕です。3.3Vまで電圧が下がるとマイコンが検出してLow Battery 表示を行うようになっているのですが、相当先になりそうです。
縦軸を拡大

2年前にプログラムを改良して、より消費電流が少ないタイマー(delayWDT2)に入れ替えました。今回のグラフを見ると、そのタイミングを境に電池電圧の低下速度が緩やかになっていることが確認出来ました。
地味なプログラム改良だったのですが、こうして効果がはっきりと確認出来て良かったです。
◆使った電池のキープサンプル
おもちゃの修理をやっていると液漏れした電池によく出くわすのですが、今回使っている電池は今のところ液漏れすることも無く順調に動き続けてくれているようです。ちなみに電池はダイソーで4本100円で買ったアルカリ単三電池 (AA LR6) です。
4本組で買った電池の3本は気圧計を動かすために使っているのですが、実は残りの一本はキープサンプルとしてそのまま保管してあります。狙いは無負荷で保管した場合の電圧変化の確認です。同じ温度履歴になるように、時計のムーブメントの電池ケース内に保管しておきました、もちろん配線は外してあるので電池の消耗はありません。
その電池がこれ

電圧を測ると 1.615Vもありました。この電圧を見る限り劣化の兆しは無さそうです。ちなみに2018年5月の時点の電圧は1.636Vでした。
電池には使用推奨期限 2024年1月と表示されています。ということは、この気圧計はあと4年はちゃんと動き続ける可能性が高いことになります。まあ、電池や回路が大丈夫でも、メカの寿命の方が先に来るのかも知れません。
◆まとめ
えらく長生きする気圧計が出来たようで、こっち方が先にまいっちゃいそうです。そうは言っても、自分の作った物が何年も動き続けるのは嬉しいものです。
どうせだったら太陽電池と電気二重層キャパシタを組み合わせて、室内の明かりだけで永遠に動き続ける気圧計を作ってみるのも面白いかも知れません。
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