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GPSロガーで記録した、N700系のぞみ、東京→広島の運転速度

 久しぶりにGPSの記事です。
 先月東京から広島まで新幹線に乗ったので、GPSのログを取ってみました。もちろん経路は地図の通りで面白くないので速度のログをご紹介します。

乗車日:2010年9月18日
列車:のぞみ29号(N700系) 東京発11:10 → 広島着15:05
GPSロガー:GT-730FL-S、記録間隔:3秒

▼全体ログ
全体ログ
 グラフの横軸は時刻でプロットしてあります。点線は10分間隔です。
 全体で見ると、東海道では最高速は時速270km、山陽に入ってからは最高速度は300kmで走っていることがわかります。プロットがばたついているのはトンネルで衛星をロストするからです。データを編集すればばたつきを消すことも出来ますが、これがこのロガー(GT-730FL-S)の性能ということで、そのまま公開します。
 なお、速度データは3秒毎のログの緯度/経度のデータを使ってエクセルで計算して求めました。つまり、3秒間の平均速度ということになります。ログには速度のデータも入っているのですが、こちらはいまいち信用できない気がしたので、こういう方法をとりました。

 以下、1時間刻みで詳しく見ていきます。

▼東京、品川、新横浜(1100~1200)
1100~1200
 東京駅のホームにいた時点で衛星をロストしていたので、始めのあたりは不安定です。できれば、ホームの端まで行って衛星を捕捉させておいて、ワームスタートで始めたかったのですが、そんなヒマはありませんでした。
 この列車は、東京発1110、品川着1116着なのですが、このログからははっきりわかりません。新横浜を出るといったん最高速を出し、その後小田原の手前から速度をやや緩め、1146ころトンネルに入ってしまいます。小田原のみかん山に突入していく場所だと思います。

▼名古屋(1200~1300)
1200~1300
 途中のトンネルでログが途切れますが、260~270kmくらいの速度で巡航し、名古屋に向かいます。名古屋への接近では段階的に速度を落としていき、定刻に到着しています。なお、グラフ内の吹き出しにはダイヤの時刻を記載しています。

 新幹線に乗っていると駅に到着する前にだらだらと低速運転が続きますが、60kmくらいの速度で運転されていることが判りました。到着時間を調整しているような気がしますが、このへんは鉄分の多い方の見解を知りたいところです。
 名古屋を発車後、ログのプロットで14点、つまり42秒で時速100kmに達しています。この間の加速率は2.38km/秒ということになり、通勤電車並みの加速というのは本当でした。

▼京都、新大阪、新神戸(1300~1400)
1300~1400
 250~270kmで走行し、京都到着の9分前からちょっとの間240kmに減速、その後定刻で京都駅到着です。

 京都を出ると再び270kmに加速。新大阪の手前で少しの間減速して、定刻の1343に新大阪に到着です(図の新大阪到着時刻が1349となっていますが、記入ミスです、すみません)

 新大阪を出るとしばらく120kmくらいの徐行があります。右へ90度くらい曲がる大カーブがあるので、そこを通過するためだと思います。

 その先で六甲山を貫くトンネルに入るのでログは取れず、いきなり新神戸に到着です。ここでも定刻に運転されています。 

▼岡山、広島(1400~1515)
1400~1515
 新神戸駅を出発後10分間くらいは270km運転のようで、その後1411頃からいよいよ300km運転が開始されます。ログビュワーで見ると、加古川あたりから加速して、姫路駅を300kmで通過していました。

 最近、山陽新幹線から姫路城を見る機会が減ったと思っていたのですが、こんな速度で通過していたらお城を見るヒマもないわけです。駅のホームから見るとすごい迫力ではないかと思います。

 山陽新幹線はトンネルが多いのでログの途切れが多くなります。そんな中、定刻で岡山に到着しました。ちなみに、山陽新幹線では携帯はほとんど使えなくなります。

 岡山駅を出発後、ものすごい加速で再び300kmに達しているようです。その先はログの途切れが多いので、どのくらいの区間で300km運転されているのかはよくわかりません。

 広島には定刻の1505より2分遅れで到着したようです。グラフの右下に0kmが続いているのは、私がここで下車してホームをてくてくと歩いていたからです。N700 のぞみは、私が歩いている間に時速100kmを越えさらに加速して博多を目指して走っていったはずです。

 以上、GT-730FL-Sで記録したN700系のぞみの速度ログでした。 

 なお、ロガーは進行方向の左の窓の下、つまり3人掛けシートの窓際に置いて記録しました。この区間は時々乗るのでまた何か面白い記録が取れたらご紹介したいと思います。
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ジャンル : 趣味・実用

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No title

これはおもしろい。

鉄の さんおはようございます

ども。
この測定は二年前なので、最新のGPSだともっと綺麗に記録できるかもしれないです。

東海道新幹線の速度制限

はじめまして。
けっこう前の記事のようですが、コメント失礼します。
ATC による速度制限ですが、東海道新幹線ではATC-NSというものが使われており、これは従来の ATC-1の機能に加えて、停止や減速に必要な距離・限界速度を車上で計算させて速度制限を緩和するようになっています。ATC-1 で設定されている速度制限は、列挙すると0,30,70,120,170,220,230,255,270,275,285,300となっています。東海道・山陽新幹線ではこれを 5km/h超過すると制動がかかるようになっています。
(なお、東海道新幹線の都区内区間等で、90制限などの区間がありますが、運転士が手動で速度制限をかけています)
停車駅場内の制限速度は70か30です。

re:東海道新幹線の速度制限

奏敬往さん、おはようございます。コメントありがとうございます。

なるほど、減速時に書き込んでいただいたような速度でログにひっかかりがありますね。

これを連続的なカーブで減速できるようにできればもっと所要時間は減るのかな?なんて思いますが、安全のマージンを減らさないように実現させるのは難しいんでしょうね。

これ、いいですね

はじめまして。中学校で数学の教員をしております。
授業で、新幹線の時刻表からダイヤグラムを作らせ、
それをよみとって1次関数や1次方程式の分野の演習
をしたいと考えております。

いろいろ検索していて、貴ブログにたどりつきました。
興味深い内容で、しっかり読ませていただきました。

ここの「N700 のぞみ 速度ログ」を授業で提示して、時刻表や
そこから作ったダイヤグラムでは分からない速度の様子を
生徒に知らせたいと思っておりますが、速度ログ、授業で
使わせてもらってもよろしいでしょうか?

ご許可いただけると幸いです。よろしくお願いします。

re:これ、いいですね

TeZさん今晩は、コメントありがとうございます。

どうぞどうぞ、勝手に使っていただいてかまいません。何かのお役にたてれば幸いです。

こんなデーター見て、数学や物理が好きな子供がちょっとでも増えたら望外の幸せです。
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