google-site-verification: google3bd66dd162ef54c7.html

100円ショップのバッテリーチェッカーで作る電池の放電器

 先週作った、キャンドゥのバッテリーチェッカーを改造したニッケル水素電池の放電器を、もう一台作りました。

 全く同じ物を作るのも能が無いので少し工夫し、自動スタート機能を追加してみました。

▼回路図
回路図
 1台目は放電抵抗(R3)は1.5Ωで作りました。しかし、接点のバネの抵抗の影響で電流が0.65Aくらいしか流れてくれなかったので、1Ωに変更。これで、放電電流は0.9Aくらい、カット電圧は0.87Vでした。

 Q1のベースにぶら下がっているR4、C1、R5が自動スタート回路です。電池が接続されると、C1で電流をちょこんと流し、Q1をONにさせてスタートさせます。
 自動スタートするので、スタートスイッチは省略することができます。1台目を作った時、スタートスイッチの取り付けと配線は、場所が狭いのでけっこうやっかいでした。わずかな数の抵抗とコンデンサを追加するだけでスイッチを省略できるので、今回の回路の方が作りやすいと思います。

 R5は無しでも良さそうに見えます。しかしこれを入れておかないと、電池を接続した際のチャッタリングや、接触抵抗などの影響でQ2がOFFになった場合、C1には電池の電圧が充電されてしまうため、再スタートができなくなります。ただし、R5を入れた副作用として、この回路では放電終了後も僅かな電流(0.8mA)が流れ続けることになります。この放電器を使う時、そのまま2-3日ほったからしにすることは無いので、まあ、これくらいは気にしないことにします。

 ちなみに、この回路のR1:10Ω、R2:6.8Ω、R4:2Ωの3本は、元の電池チェッカーに使われているので、それを流用することが出来ます。

 あと、電流計の感度設定ですが、適正な値を調べたらとんでもないことが判明しました。実はR6は150Ωあたりにするとちょうどメータの振れが中央付近にきました。よし、この値で行こうと思ってメーターの姿勢を変えると、針がばったりと傾きます。つまり、可動部の重量バランスなど取っていないようで、指示計器としては全く使い物になりません。救いは、フルスケール付近まで針を振らすと、可動磁石がコイルにいっぱいまで吸い込まれるためでしょう、姿勢変化の影響を受けにくくなることです。

 ということで、このメーターは、電流の有無を表示させるだけなら何とか使える代物でした。 以前の記事で、キャンドゥのバッテリーチェッカーを分解したら、内部抵抗がなんたらで、感度がこんたらの電流計が手に入りました、ということを書きましたが、この表現、ヤバイです。訂正を入れておかないと(汗:)

▼配線完了
配線完了
 2台目なので、だいぶ配線がすっきりしてきました。コンデンサは手持ちの関係で50V耐圧のものを使ったので大きくなってます。耐圧の低いものを使えば、部品の配置がもっと楽になると思います。

▼二台で使用中
2台で放電中
 こんな感じで2台で使用中。なお一台目(手前の青いやつ)もスタートスッチだけ残して同じ回路に変更しています。電池をセットしたあと、スタートスイッチを押す必要が無いので便利です。

 あと、この回路は、単三のニッケル水素電池1本で動かしている電動おもちゃなどに組み込むと、電池を吸いつくして電池を痛めてしまうようなことが無くなって、具合がいいと思います。スタートスイッチが無いので、子供に「ここを押すんだよ」とか教える必要がありません。どなたかチャレンジしてみませんか。
関連記事

テーマ : 電子工作
ジャンル : 趣味・実用

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

No title

電気の知識もないのに電気工作は大好きでした。今ではDVDレコーダーの使い方すら分かりません。
現在でも電気工作の必要な場面があるのですが、とりあえず、オームの法則とキットものでしのいでいます。

No title

オールトの雲さん、こんばんは、
太陽系の果てからのコメントありがとうございます。(違う;)

電気の話は置いといて、
ブログ拝見しました。自分ができなかった写真がたっぷりあるので、楽しましてもらいました。
またおじゃまさせてください。

バッテリーチェッカー

「100均でラジケータ見つけた」と思い、放電器の表示器に使うつもりでした。でもこの記事で直線性がよろしくないと知り、マルツでラジケータを買ってきました。(残念ながらこれも、スケールの右の方1/3は、直線性がよくありませんでした。)

放電器そのものは、UPしていらっしゃるようなエレガントな回路ではなく、結局、HT7750(昇圧レギュレータ)とコンパレータと、MOS FETの組み合わせという、面白みには欠ける回路となってしまいました。

re:バッテリーチェッカー

多摩地区住人さん、おはようございます

この記事をヒントというか、この記事の影響で放電器を作られたってことですね。連絡ありがとうございます。

私も今ならもっと違った回路でやっている可能性が高いです。この記事書いた頃は他の人の真似するのでせいいっぱいでした。
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
プロフィール

ラジオペンチ

Author:ラジオペンチ
電子工作を中心としたブログです。たまに近所(東京都稲城市)の話題など。60過ぎて視力や器用さの衰えを感じつつ日々挑戦!
コメントを入れる時にメールアドレスの記入は不要です。なお、非公開コメントは受け付けていません。

記事が気に入ったらクリックを!
最新記事
カテゴリ
最新コメント
リンク
FC2カウンター
検索フォーム
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード