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aitendoのDSPラジオモジュール DSP-444を組み立てた

aitendoのDSPラジオDSP-444をブレッドボードに接続する準備が終わったので、配線して動かしてみました。

▼ブレッドボードに組んで
aitendoのDSOラジオ 前面
aitendoのDSOラジオ ブレッドボードに組み立て

▼回路図(クリックで少し大きな図が開きます)
aitendoのDSPラジオ回路図
 aitendoではコストダウンのために紙の資料は添付しないので、この図は同社のHPの画像から作成しています。

 この図で不思議なのはスピーカーやヘッドフォンを接ぐ出力回路。LとRの出力の間にスピーカーが入っているけど、こんなことすると擬似サラウンドのリアスピーカー状態になって、中央のボーカルなどは消えちゃうのでは?
 それにAMだとL/Rとか無いので音が出ないじゃん、と思ったのですが後で謎は解けました。

◆使った感じ
 すでにあちこちのブロガーの方が書かれていますが、チューニングはとてもクリティカル。救いは強力なAFCがかかった感じで同調点に引き込まれること。但し、同じ局に合わせるにしてもダイヤルを上から廻した時と下から廻した時では同じ位置にダイヤルが来ません。また、一旦同調させた状態にして電源を再投入すると受信出来ず、再チューニングが必要です。
 うーん、これを土台にしてエアバンドの専用機でも作ろうかと思ってたのですが、無理っぽいです。

▼IC-R6と鳴き合わせ
ICR-6と鳴き合わせ
 どの局を受信しているか周波数が判らないので、ゼネラルカバレッジ受信機のIC-R6(受信範囲 50kHz~1300MHz)で確認。感度はまあまあ、というか同調回路も無いのによくやっているなーと言う感じ。もちろん本職のIC-R6には遠く及びません。

 あと、音量調整のボリューム(50kB)は音を大きくしすぎると出力がクリップします。オシロがあれば簡単に判りますが、無い場合はひずみを感じない範囲で使うと良いと思います。

 使い難い点はありますが、やっぱりラジオは面白いです。この小さな機械から人の声が聞こえてくるのはすごく不思議。昔、真空管やトランジスタでラジオを作ってた頃の気持ちを思い出しました。

 で、このラジオの動作原理がさっぱり判らないのですが、理解の助けになるかと思って波形測定。

▼バリコン端子の波形
aitendoのDSOラジオ バリコンの波形
 バリコンを廻すと周波数が変化しますが、260~320kHz程度の狭い範囲。AMだと受信周波数は下から上までで3倍くらい違うのですが、これでどうやって広い周波数範囲が受信できるのか謎です。バリコンを廻した時に周波数をスイープするような動きをしますが、これで復調できるポイントを探しているのでしょうね。
 I2Cの端子があるのでそこから内部のレジスタを読めば何か判るかもしれないですが、そのための情報が見つからないです。まあ、見つけても中国語の予感がします。プログラムで総当りで調べた方が手っ取り早いか、でもそんな暇無い、笑;

 で、最初の方に書いた出力の回路ですが、

▼FMを受信してLとRの出力でX-Y表示
R/Lで単に逆相出力してた

 ステレオになっていればぐちゃぐちゃした波形が出るはずですが、ご覧の通り右下がりの斜めの一本線が出るだけ。つまりLとRは逆相の出力が出ているだけでステレオにはなっていないようです。ステレオのアンプスピーカーでちょっと聞いた時に何か音の拡がりを感じたのですが、理由は逆相になっていたからでしたか。

 上の回路図でスピーカをLとRの間に接続するようになっているのは、BTL接続を狙っているということでしょう。BTLにすれば出力を稼げます。

 ということで、モノラルのスピーカーで聴く分には何ら問題ありませんが、ステレオで聴くと逆相の音を聴かされる、という面白くない仕様になっているようです。

【9月4日追記】
 仕様書を見ると、このモジュールはFMのステレオが受信可能になっていました。この記事を書いた時はステレオの受信が出来ませんでしたが、1mくらいの短いリード線をアンテナとして使ったので入力不足だったのかもしれません。

 あと、出力端子のコモン側のPACOMの挙動が全然把握できてません。この記事を書いた範囲では1Vの固定電圧でしたが、ステレオを受信すると何か変化があるのかもしれません。
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tag : DSP-M1 逆相 出力端子 波形 444 ステレオ

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No title

画像の配線を真似してそのラジオを作ろうと思うのですが抵抗のカラーコードがよくわかりません。
もし良ければ教えてくれませんか。

抵抗値

抵抗値は記事中の回路図に書いてあるのでそちらを参照下さい。図をクリックで拡大します。

もし、抵抗のカラーコードの読み方が判らないのなら、ご自分で調べて下さい。検索すればいろいろ出てきます。スマホのアプリもいくつかあるので、併用すると間違い無いです。

あと、この記事は3年近く前のものなので、現在aitendoで売っているDSP-444と同じである保証は無いです。
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