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ヤナセのミニルータ BKONGの使用レポ

 Webを徘徊していたらヤナセのミニルータを買った人がいて、コストパフォーマンスがいいことを絶賛していました。ならばということで、以前からミニルータが欲しかったので早速購入してみました。ダイソーにもミニルーターが売られてます。あれ見るたびに買いそうになってたのですが、数百円でまともな物はできるはずは無いよなー、と思ってずっと買わないでいたんですよね。

▼ヤナセのミニルーター BKONG YWE-B、価格はアマゾンで3424円
ヤナセ ミニルータ BKONG
 布製のバッグに入ってきました。AC100V式で変速器付きです。

▼付属品
付属ビット
 うまい写真が撮れないので箱の説明を撮影。ツールの精度はいまいちでしたが、プリント板のパターン切ったりする程度なら問題はありません。

▼本体(下は比較用に置いた単ニ乾電池)
ヤナセのミニルーター外観
 本体の一番太い部分の外径は26mmで、単ニの乾電池程度。指で持つ先端部分の直径は16mm。電子工作が主体の私にはこれくらいのサイズが使いやすいです。ちなみにミニルーターはプロクソンが有名ですが、プロクソンの物はゴツすぎて、自分的にはちょっと勘弁って感じです。まあ精度や耐久性は抜群にいいのでしょうが。

 このあいだ作ったストロボで回転数を測定してみると、無負荷で6000~12000rpmまで可変できました。もっと低速まで引っ張れると使い勝手がいいと思うのですが、低速側ではトルクが出ないのでこんなもんでしょうか。

▼内部
ヤナセのミニルータの内部
 模型用のモーターを長くしたようなのが入っています。消費電力の仕様は5Wとなっています。

▼スピードコントロール基板
ヤナセのミニルータのスピコン基板
 AC100Vをトライアックで絞り、ブリッジ整流してそのままモーターを廻しているようです。基板のはんだ付け面に糊状の汚れがあちこちに付いていたので綿棒とエタノールで清掃しておきました。AC100Vを直接扱っている回路なので清潔にしておいた方が良いでしょう。

▼先端の軸受け付近
ヤナセのミニルータの軸受け部
 この写真には写ってませんが、モーターの軸とスピンドル軸とは白いプラスチック部品を介して圧入で結合されていました。その先に小さな冷却ファンがあり、廻り止めの穴の先にベアリングが付いてます。
 ということで、スピンドルは先端付近のベアリングとモータの軸受けで受ける構造です。

▼ベアリングと廻り止めの穴
ヤナセのミニルータの先端ベアリング
 ベアリング付近の軸は表面のメッキが無くて真鍮が露出しています。メッキをした後でベアリングを圧入するための精度を出すために切削加工をしているのでしょう。 

 それと、穴の廻りの真鍮が露出していますが、これは私の仕業です。実はここは最初はドリルの貫通穴が空いているだけの状態でした。反対側は最初から大きく面取りされている状態で、これではバランスが悪くて振動の原因になる可能性があるのでヤスリで削ってます。ということで下地の真鍮が露出するようになったというわけです。で、効果はあったような無かったような・・、微妙です。

▼ツールの取り付け状態
ヤナセのミニルータのチャック部外観

 ベアリングの効果で軸の剛性は高く本体のスピンドルの芯ブレは全然ありません。これなら期待出来そうなのですが、問題はツール先端のブレがひどいこと。場合によっては0.5mmも先端がブレます。

 これは我慢できないので原因を探ってみます。

 ちなみに私、昔々実験室でハンドエンジンというのを使ってましたがこいつはすごい優れ物。顕微鏡で見ながら作業しても軸ブレとか全く感じません。そんな経験があるので今回のような軸ブレは我慢できません。

▼コレット部
コレット
 この写真のコレットは修整済みですが、最初はバリがすごかったです。またコレットの首元とスピンドル先端の面がきちんと当たっておらず、肩の根本の数か所だけ接触している状態。たぶんスリット入れの時に変形させてしまったのでしょう。

 ならばということで、以下を実施。
1)スリット入れに伴うバリの除去。
2)スピンドルの先端のテーパーを砥石で修正。さらにコンパウンドで磨き上げ。
3)コレットの肩の当たりをコンパウンドで修正。

 これで先端ブレは最初の1/3くらいになったのですが、まだ完全ではありません。どうもコレットの先端だけでチャックされていてコレットの全長が使われていない感じです。コレットの全長でグリップされないので工具が正確に掴めていないということだと思います。

 仕方ないので、工具の先端を何かに押し当てながらコレットを締めることにしました。こうするとスピンドルの穴の底の浅いテーパーで工具のテールが中心に来るので正確な固定が可能になります。面倒ですが、芯ブレするよりずっとマシです。

 ということで、このミニルーターはやっと納得できる状態になりました。小さくて変速付きで本体は気に入っているのですが、精密な加工をするにはコレットに問題があるように思います。

 この問題、実はプロクソンのコレットを改造して使うことで解決出来ているのですが、長くなるので次の記事で紹介したいと思います。
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tag : リューター 分解 内部 構造 芯ブレ コレット チャック

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安いですね!

AC駆動で変速機能付きで4000円を切っているのですか。
これはお買い得ですね。
私は、ハンズで電池式を衝動買いして挙句に、改造してしまったので、後の祭りです orz

変速回路がトライアックの位相角制御というのもちょっと意外な回路で参考になりました。

air_variable さん、おはようございます

値段は安いですがチャックを改造しても精度がまだちょっと悪いです。
具体的には1mmのドリルで基板の穴あけすると振動が多いです。何度かドリルを咥え直すと良くなったりするので原因を調査中です。
原因が判ったら記事にしますね。

そちらのハンズの記事、拝見してます。同じような時期にミニルーター買うのは奇遇だなーと思ってました。
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