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LCRメーターでいろいろ測定してみた

 LCRメータがあると、面白いのでコイルやコンデンサの測定を片っ端からやってみました。たぶんこれを買った人も同じことをやったのではないでしょうか。

▼LCパーツボックス
LCパーツボックス

 電子回路を勉強する時に部品の特性を理解することは重要です。例えば電解コンは周波数特性が悪いとか、フィルムコンデンサでも材質によって損失は結構違う。コイルではコアが違うと特性はなんたら・・・という話が延々と続きます。

 こういうことを理解しておくのはとても大事なことです。でも座学だけでは退屈ですよね。そういう時に手元にDE-5000のような測定器があって講義を聞きながら実測出来ていたらどんなに理解しやすかったろう、と今になって思います。

 前書きが長くなりましたが、LCRメータでいろいろ測定して面白いと思った測定結果をまとめてみます。

▼NOBLEのコンデンサ
NOBLE製のスチロールコンデンサ? スチコン容量
 部品箱に30年以上眠っていた物。4700pFと言う表示に対し実測は4552pFです。

 静電容量の誤差は大した問題ではなく、驚いたのは損失係数(D)が0.000だったこと。まあ本当にゼロではなく、測定限界以下ということだと思いますがが、すごく優秀な結果です。アルミのケースに入ってますが、中身はスチロールコンデンサだと思います。NOBLEというブランドは帝国通信工業。今は作っていませんが、昔はすごいコンデンサを作っていたんですね。ちなみに100kHzで測定しても損失係数は0.000という素晴らしさでした。

▼オシロのプローブ
Probe
 秋月で1000円ちょっとで売っている60MHzのプローブです。

17.6pF 97.1pF
 左が10倍、右が1倍の時のプローブ先端の特性です。もちろんプローブの反対側は電源入れたオシロに接続してます

 10倍の時は17.6pFに対し、1倍では97.1pFに入力容量が増えます。これはオシロのプローブの当たり前の特性ですが、こんなふうに実測で確認するのも悪くないと思います。

 なお、並列抵抗(Rp)が10MΩから1MΩへ変化することもちゃんと測定出来ています。たった4700円の測定機なのにインピーダンスのベクトル測定やってメガオーム台まで正しく測定出来ているのはすばらしいと思います。

 次は発光ダイオード。

 発光ダイオードはVfが大きいので接合容量を直接測定出来ます。赤色だと接合容量は小さいのですが、赤→緑→青と発光波長が短くなるに従って静電容量が大きくなるようです。

▼青色LED
青色LED 117.7pf(青色LED)
 上の写真はΦ5mmの青色発光ダイオード。静電容量が117.7pFもあります。

 ならば、白色パワーLEDではどうなるか、

▼3W白色パワーLED
3W パワーLED 695.6pF
 うお-、695.6pFもある。これ逆バイアスかければAMラジオのバリコン代わりに使えるかも?

 ついでに、パワーMOS FETのゲートの静電容量を測ってみます。

▼パワーMOS FETのゲート容量
パワーMOS FEF 1658.9pF
 これは2SK2232。耐圧60V、電流容量が25Aもあるのでほとんどの力仕事に使えるお気に入りの石です。

 ゲートの入力容量が1658.9pFもあります。(ドレイン開放で、ゲート・ソース間の容量を測定した結果です)
 入力容量が大きいことは承知してましたが、こうして実測値を見ると気を抜けない相手です。

 ということで、LCRメータがあると面白いです。
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tag : LED パワー 静電容量 プローブ オシロ

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