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テスターによる交流電圧測定

 いつもおじゃましているoink!さんのブログの記事にコメント入れてたら、テスターの交流電圧測定ではまりそうなトラップを発見したので少し調べてみました。

 電池の電圧をテスターの交流電圧レンジで測定してみます。

▼DT9205A(BEST)
DT9205A
 電池の出力には交流成分は無いのでゼロボルトと表示します。このテスターはDXで買った安物ですが、入力に直流カット用のコンデンサが入っているようです。

 ところが、昔近所のホームセンターで買った小さなテスターだと、

▼AD-5526(AND) 正極性
AD-5526
 なんと測定結果は2.5V。

 ならばリードを入れ替えて逆向きに測ると、

▼AD-5526(AND) 逆極性
逆極性
 この場合はゼロボルト。

 昔アナログテスターを使ってた人はすぐにピンと来たと思いますが、このテスターは入力にダイオード(たぶんSBD)が入っていて入り口で半波整流して直流に変換して測定しているようです。そういう事情なのでAC電圧のレンは200Vまでしか無いんですね。

 ちなみに交流が入力された状態では、上ともう一つ上の写真の状態が交互に繰り返されるので表示は中間の1.25Vになるはずです。ここで電池の電圧である1.5Vにならないのは波形の影響で、説明は面倒なので省略します。

 ともかく、こういう測定原理による交流電圧測定はデジタルテスターになった時点で消滅したと思っていましたが、実際にはまだあるんですね。電源出力のリップルなどをテスターのAC電圧レンジで確認する場合は要注意です。

▼念のために電池の電圧は
AD-5526直流電圧
 はい、ちゃんと1.5Vあります。

 ついでに、デジタルマルチメーターでもやってみます。

TR6846(ADVANTEST)
TR6846
 当然ですがゼロボルト。

 流石に高感度でACレンジでも0.01mVまで測れます。話がさらに脱線しますが、こういう測定器になると周波数特性も確か50kHzくらいまでフラットなことが保障されているのでオーディオ帯域程度までなら安心してAC測定ができます。

 それにしても、なにげなく使っているテスターも思わぬ落とし穴があるもんです。
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tag : デジタルテスター 測定誤差 AC電圧

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No title

勉強になりました _^^)_。

鍛冶屋さん、おはようございます

ども、です(*^^)v

No title

なるほど、テスターによって違いがあるんですね。
これは買ってみないと分からないものなんですかね。(特に安いやつは。)
ちなみにうちで使ってANDと同様に2.5Vと出たのは秋月で買ったMAS838です。これは600VACのレンジも付いています。

oink!さん、今晩は

そうみたいですね。こういうことを知らなかったので、てっきりoink!さんとこのATX電源の出力にはものすごいリップルが出ていると勘違いしてました。

見分け方ですが、AC電圧レンジが低い(値が小さい)とこまであるやつは、ACカップル方式のような気がします。そういうやつはAC電流レンジも付いています。

ちなみにうちのは200Vが最小でその上は300Vと2レンジ式です。MSA838のACレンジも200/600Vとなっていて、低い方が無いので同類みたいですね。
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