マウナケア山頂に自作高度計を持っていった
久しぶりのブログの更新です。このところ電子工作をやっていないので、ネタ切れ状態です。でも、ちょうど良い話題があったので紹介します。
先日ハワイ島に旅行に行ったのですが、その際マウナケアの山頂へ行くツアーに参加しました。で、せっかくのチャンスなので自作の気圧高度計を持って行って、ちゃんと動くか試してみました。
持って行ったのは気圧センサーのLPS25Hを使ったデジタル表示の高度計です。
マウナケアの山頂ツアーは4000mを越える高さまで車で連れてってもらえますが、途中に未舗装道路もあるので4WDのワゴンが使われます。
▼途中の道端で小休止

ここはアプローチになるサドルロードという道で標高は1967.3mです。背後はツアーのワゴン車です。こんなふうに途中で休憩を入れながら高度順化していきます。この後でサドルロードを離れ、一気に山道を登っていくことになります。
途中でオニズカポイントで休憩と晩御飯のお弁当を食べ、その後山頂へ向かいます。
▼山頂付近の車中にて、

出ました!標高4115.4m。気圧高度計はちゃんと動いています。なお、マウナケアの山頂は4205mですが、そこまで道路が通っていないので車では行けません。確か聖地なので勝手に歩いて行ってはダメな場所だったと思います。
せっかくなので山頂からの絶景を、
▼日没後の夕暮れ時

正面の雲海に太陽が沈んで暗くなり始めた頃。右下はまだ明るく左上は夜。つまり昼と夜の境目が見えているのだと思います。空の中の明るい光は月です。
右下の黒いシルエットは天文台。広角レンズのせいで傾いて写っていますが、右から4つ目がすばる天文台です。
以下は山頂から少し下にある駐車場からの撮影です。
▼南方向の星空

右下の黒い稜線は雲海の上のマウナケア。稜線の延長にかすかに赤く見えるのは、キラウエア火口の溶岩が雲を照らしているためです。
マウナケアとキラウエアの中間付近の低い空に南十字星が写っています。
▼北方向の星の周回写真

露出20秒を12枚比較明合成したものです。充分な枚数の撮影が出来なかったので星の軌跡の長さが少ないですが、北極星の高度がとても低いことがよく判ります。
ということで、めったに出来ない体験をしてきました。山頂付近は空気がとても薄くて、乱暴に動くと体がおかしくなってしまいそうな場所でした。
先日ハワイ島に旅行に行ったのですが、その際マウナケアの山頂へ行くツアーに参加しました。で、せっかくのチャンスなので自作の気圧高度計を持って行って、ちゃんと動くか試してみました。
持って行ったのは気圧センサーのLPS25Hを使ったデジタル表示の高度計です。
マウナケアの山頂ツアーは4000mを越える高さまで車で連れてってもらえますが、途中に未舗装道路もあるので4WDのワゴンが使われます。
▼途中の道端で小休止

ここはアプローチになるサドルロードという道で標高は1967.3mです。背後はツアーのワゴン車です。こんなふうに途中で休憩を入れながら高度順化していきます。この後でサドルロードを離れ、一気に山道を登っていくことになります。
途中でオニズカポイントで休憩と晩御飯のお弁当を食べ、その後山頂へ向かいます。
▼山頂付近の車中にて、

出ました!標高4115.4m。気圧高度計はちゃんと動いています。なお、マウナケアの山頂は4205mですが、そこまで道路が通っていないので車では行けません。確か聖地なので勝手に歩いて行ってはダメな場所だったと思います。
せっかくなので山頂からの絶景を、
▼日没後の夕暮れ時

正面の雲海に太陽が沈んで暗くなり始めた頃。右下はまだ明るく左上は夜。つまり昼と夜の境目が見えているのだと思います。空の中の明るい光は月です。
右下の黒いシルエットは天文台。広角レンズのせいで傾いて写っていますが、右から4つ目がすばる天文台です。
以下は山頂から少し下にある駐車場からの撮影です。
▼南方向の星空

右下の黒い稜線は雲海の上のマウナケア。稜線の延長にかすかに赤く見えるのは、キラウエア火口の溶岩が雲を照らしているためです。
マウナケアとキラウエアの中間付近の低い空に南十字星が写っています。
▼北方向の星の周回写真

露出20秒を12枚比較明合成したものです。充分な枚数の撮影が出来なかったので星の軌跡の長さが少ないですが、北極星の高度がとても低いことがよく判ります。
ということで、めったに出来ない体験をしてきました。山頂付近は空気がとても薄くて、乱暴に動くと体がおかしくなってしまいそうな場所でした。
- 関連記事