google-site-verification: google3bd66dd162ef54c7.html

惑星探査入門を読んだ

 図書館で片っ端から本を借りて、いろいろ読んでます。その中で、ちょっとひっかかることが書かれていました。まあ、小さな話なんですが、

▼惑星探査謬門 寺薗淳也
惑星探査入門
 惑星探査入門 はやぶさ2にいたる道、そしてその先へ (朝日選書) 

 日本の惑星探査の歴史と今後について、読み易くよくまとめられていると思います。ただ一点だけひっかかったのが、火星探査機「のぞみ」の失敗原因です。これについては次のように書かれています。

以下引用
・「のぞみ」の失敗原因につぃては、直接的には電源系が故障したためであるが、その背後にある要因こそが重要である。・・ P201
・「のぞみ」は電源系、「あかつき」は推進系と、探査機コンポーネントでの不具合によって、周回軌道への投入がうまくいかなかった・・ P203


 つまり、「のぞみ」の失敗原因は電源系に問題があったと書かれています。でも私の認識では、「のぞみ」の失敗原因はバルブの不具合(正確にはラッチングバルブの動作不良)で、この本の著者の分類では推進系の不具合になるはずです。

 もう少し詳しく書くと。「のぞみ」は推進系の不具合により充分に加速出来ず、計画通りのスケジュール(1999年10月)で火星へ到達することは不可能になりました。そこで、新たに計算された軌道で4年遅れのスケジュールで火星へ向かうことになりました。しかし、この飛行中に電気系の不具合が発生(2002年4月)したため火星周回軌道への投入は不可能となりました。

 確かに最後の望みを絶ったのは確かに電気系です。でも、そもそもバルブが故障しなければこんなことはならなかったはずなので、失敗原因は推進系ではないでしょうか。なお、このあたりの経緯は、松浦普也 『恐るべき旅路 -火星探査機「のぞみ」のたどった12年』に詳しく書かれています。

 まあ外野の私がとやかく言うのもナニですし、何か私が勘違いしているのかも知れません。でも何が悪かったかは、はっきりさせないといけません。このままでは「のぞみ」の電源系を作った人がかわいそうな気がします。

 ちょうど今、テレビドラマで「下町ロケット」やっていますが、事故原因はシビアに追究しています。で、こっちもバルブがポイントになっています。
関連記事

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
プロフィール

ラジオペンチ

Author:ラジオペンチ
電子工作を中心としたブログです。たまに近所(東京都稲城市)の話題など。60過ぎて視力や器用さの衰えを感じつつ日々挑戦!
コメントを入れる時にメールアドレスの記入は不要です。なお、非公開コメントは受け付けていません。

記事が気に入ったらクリックを!
最新記事
カテゴリ
最新コメント
リンク
FC2カウンター
検索フォーム
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード