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LED電球の分解 (Panasonic LDA6L-E17)

 LED電球が点灯しなくなったので分解してみました。

▼LED電球
ペンダントライト
 点灯しなくなったのはこのペンダントライトで、中にE17の電球型LEDが入っています。(写真は電球交換後)

▼パナソニックのE17、LED電球
LED電球 Panasonic LDA6L-E17

Panasonic LED電球
 型番はLDA6L-E17で、E17ソケットの6WのLED電球です。普通サイズの電球(E26口金)と比べると小さいサイズで、小型の器具に適した物です。

 症状としては全く点灯しませんが、叩くとチラッと光る状態。症状から想像すると、内部の接触不良が怪しいです。

 LED電球の寿命は長いはずなのに、こんなに簡単に壊れてもらっては困ります。ちなみに購入したのは4年前で、照明器具に付属していた電球です。取説を見ると、光源寿命は4万時間となっていますが、保証期間は購入後1年だそうです。ん、1年は8760時間なので寿命が4万時間と言ってもあまり意味がない気がします。

 LED電球の寿命は案外短いという話をよく聞くので、それに当たったということでしょう。ともあれ、うちで故障した電化製品の多くは分解されます。

▼ガラスを割る
ガラスを割る
 口金側から分解を試みましたが、無理でした。ならば、ガラスを割るしかありません。なお、屋外でガラスを割って主な破片を持ち帰ってこの写真を撮っています。つまりこの写真はやらせですw

▼アルミケースを剥がす
アルミケースを剥がす
 コーンビーフの缶を開けるような要領で、外装のアルミをくるくると剝いていきます。中から露出している金属は放熱用のアルミスラグで、これが外装のアルミケースに接触することで、外に熱を逃がす構造になっています。

▼アルミ外装が外れた
分解中

▼分解完了
分解完了
 パーツがばらばらになりました。

▼LEDモジュール
LEDモジュール
 セラミック基板の上にLEDチップが実装されており、放熱用のアルミスラグの上にネジ止めされています。上に書いたように、このアルミスラグと外装のアルミケースを接触させることで、外部に放熱するようになっています。

 せっかくなので、このLEDモジュールを何かに流用出来ないか考えます。そのためにはモジュールを点灯させる電圧を知る必要があります。

 手持ちの24Vの安定化電源で電圧をかけたのですが、全く光る気配がありません。もっと高い電圧が必要のようです。そこで、裏技です。小型の電源トランスの一次/二次を逆に使い、ファンクションジェネレーターの正弦波を昇圧して、ダイオードで整流してLEDに加えます。

▼LEDモジュールの点灯テスト
発光電圧チェック中
 ようやく光りました。このあいだ買った小さなオシロで電圧波形を見ると、50Vくらいの電圧が必要でした。トランスの出力をダイオードで整流しただけなので半波整流波形になっているのですが、こういう波形の電圧をテスターで測ると、平均値が測定されて18Vくらいの値が表示されます。こうなると、状況の把握が難しくなるので要注意です。そういう時にオシロはやはり便利です。

▼LEDセル
LEDは12直列の4パラ
 かすかに点灯させてLEDチップの数を調べると、12直列が4並列になっていました。12直列なら50Vくらいの電圧が必要なこともうなづけます。ちなみにこの写真にオシロの画面がちょっと写っていますが、平均値や実効値などが判るので便利です。

◆まとめ
 あわよくばLEDモジュールを何かに流用しようと考えていたのですが、電圧が50V以上必要なので簡単にはいきそうにありません。こういう電圧が出るDCDCコンバーターは使える部品がちょっと限られてくるので、私がストックしている部品で簡単に組むことができません。ということで、元の点灯回路を修理してAC100Vで光らせた方が筋が良さそうです。

 ということで、次回の記事では故障個所を修理して、LEDを点灯させるところまで持って行きたいと思います。故障個所の目処はついています。

【追記 2017/2/9】
 みかんさんのコメントによると、Panasonic は製造後5年以内の不点灯になったLED電球を新品に交換してくれるそうです。詳しくはPanasonicのプレスリリース参照: LED電球に保証制度を導入
 このプレスリリースに書いてありますが、製造ロット番号から製造年月が判るそうです。この記事で分解した電球のロット番号は3枚目の写真に出ていますが、2L04ACなので、2012年12月製造です。ということはまだ保証期間内だったので、壊さなければ交換してもらえたようです。しまった、早まったようです。楽しんだからいいですがw
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No title

こんにちは ラジオペンチさん。

まいど勉強になります^^)。

LED電球の不調(チラチラ)になったのがイッパイあるので、バラ
して12Vを繋いでみたけど全然光らない・・・。
生きてるのの電圧見たら20v位だったので、20v掛けてもダメ・・・
・・・だったのは、なるほどそう言う事だったんですね。

>ミニオシロ・・・
自分も前から、Aliの頁見ては欲しいなぁ欲しいなぁっと思って
いた機種だったので、組み立て記事・レビューを興味深く拝見
させて頂いてました。

しかし、実際自分に使いこなせるの?・・・何を計測できるの?
・・・それどうやって計るの?・・・っがよく分っていません^^;)。

できればこのオシロで、そんなこんな 超初心者向けのお話も
聞かせて頂けたらなぁっと願っています。

鍛冶屋さん、おはようございます

いつもコメントありがとうございます。

>生きてるのの電圧見たら20v位だったので、20v掛けてもダメ・・・

そうですそうです。まさにそういう状況になることを心配してました。
と、えらそうなことを言ってますが、実は私も最初は「何コレ?」でした。

このミニオシロを使った事例ですか。そうですね、液晶なので画面の撮影が楽なので、自然にこのブログに登場する機会が増えると思います。

No title

身近な物の分解は拝見するのも楽しいですね。
半波整流で全点灯ということは完全にDC点灯ですね。
ということは、基板はAC/DCコンバーターAC100を整流して
DC/DCレギュレーターで50Vに降圧ですか。
写真では電解コンデンサは噴いていないようですが、半分程度の
電圧がでるということですので、容量抜けが一番ですかねえ。
次の投稿を楽しみにしております。

老技師さん、今晩は

この記事に興味を持っていただき、ありがとうございます。

故障の原因についてはネタバレになるので次回の記事をお楽しみに。たぶん明日中には書けると思います。
なお、電解コンデンサが原因ではありませんでした。

No title

こんにちは。いつも興味深く拝見させて頂いております。

ところで、パナソニック製のLED電球は、5年以内に
故障した場合、レシートが無くても製造5年以内ならば、
保証対象にしてくれるらしいです。ご参考まで。

http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/1027785.html

みかんさん、今日は

ナイス情報ありがとうございます。

流石はPansonic、この情報知ってたら分解しなかったかも知れません。

次の記事の中でも紹介させていただきますね。
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