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ダイソーの300円モバイルバッテリー(充放電容量)

 ダイソーに行ったら300円モバイルバッテリーが出ていたので、即買いしました。同じような物が去年の10月頃にも販売されていたらしいのですが、その時は出遅れてしまって買うことが出来ませんでした。ちなみに去年出た物は、ファンシーなキャラクターのイラストがプリントされていたようですが、今回売られていた物はイラストなどの印刷は全く無しです。

▼300円モバイルバッテリー
ダイソーの300円モバイルバッテリー
 白と黒があったのですが、白を買いました。写真のようにUSB-A/マイクロUSBの短いケーブル付きです。表示されている仕様は入出力共5V/1000mAとなっていて、2000mAhと書いてあるのはバッテリーの容量のことでしょうか。

▼ミニオシロの電源にちょうど良さそう
ミニオシロの電源にちょうどいい
 ダイソーで見た時にすぐに浮かんだのがこの使い方、ミニオシロの電源として使うとサイズ的にもぴったりです。このモバイルバッテリーにaitendo で買った9V USB昇圧ケーブルを挿してミニオシロに電源を供給しています。

 ここで気になるのがバッテリー容量です。ということでUSBバッテリーチェッカーを使って容量を測定してみました。

▼放電容量測定
放電中
 自作の電子負荷を接続して放電容量を測定しました。なお負荷は10Ωの低抗相当の条件で行いました。つまり出力電圧は5Vなので電流は0.5Aということになります。

 放電が終わるとモバイルバッテリーは自動遮断しますが、USB充電チェッカーには放電量が記録されています。何らかの電源を使ってチェッカーに通電すれば記録が表示されるので放電容量が判ります。

▼放電容量
USB容量チェッカー
 放電した電力量は4951mWhだったことが判ります。

 このようにして完全に放電させておいて、次に充電のための電力量を測定します。やり方は簡単で、USBバッテリーチェッカーを経由して充電するだけです。結果はフル充電に必要な電力量は8125mWhでした。

 なお、充電電流は0.5Aほぼ一定で、放電電流は最大1Aという感じでした。充電電流のmaxは1000mAということになっていますが、実際には500mAに抑えているようでした。

▼充電/放電コネクタ
USB-AとマイクロUSB
 充電用(IN)がマイクロUSBで放電用(OUT)がUSB-Aコネクタになっています。同時挿しは禁止と取説に書いてありますが、両者のコネクタの間隔が狭いので物理的に同時挿しは出ない(難しい)ようになっています。つまりバカ除けを狙った構造なんだと思います。それにプリント基板の面積も節約出来るので一石二鳥なんでしょう。

 ところで、殻割りして中の回路を調べると実はこの二つのコネクタの電源ピンは単にパラにつながっているだけ。つまり、INもOUTも関係無いという衝撃の事実があるのですが、その話は次の記事で触れることにします。

 話を充電の電気量に戻します。充放電の電力の関係をブロック図に書くと下図のようになります。

▼電力の収支
充放電のブロック図
 (図の単位が間違ってました、×8125mW 〇8125mWh、×4951mW 〇4951mWh)

 充電したエネルギーに対して放電したエネルギーの比率は 4951 / 8125 = 0.606 つまり総合効率は60.6%ということになります。

 ここでちょっと乱暴ですが、上の図の充電回路と昇圧コンバーターの効率がどちらも同じであると仮定すると、各々の効率は77.8%ということになります。この計算には電池の充放電効率が入っていないので、実際の回路の効率はもう少し良くて80%を少し超えている程度だと思います。これは今時のDCDCコンバーターの効率としてはあまり良い値ではありませんが、とんでもなく低いという値でも無いと思います。

 ついでに電池のエネルギーを計算すると、電池に蓄えられたエネルギー量は 8125 x 0.778 = 6321mWh となります。 ここで電池電圧が 3.6V と仮定すると、電池電流容量 = 6321 / 3.6 = 1756mAh ということになります。これ、公称の2000mAh より少し少ないですが、まあこんなもんでしょう。なお、リチウム電池の高性能な物は3000nAh以上の容量があるらしいので、この製品に使われている電池は、ランクの低い物ということなんでしょう。

◆ここまでのまとめ
 電池容量が公称値より少し少ないですが、まあ値段を考えると悪くない性能だと思います。これならどこかに置き忘れてしまっても惜しくありません(オイ!)。

 ちなみに、ミニオシロの消費電流は220mA(9VのDCDCコンバーターケーブルのUSB入力電流)なので、約4.5時間は連続動作出来ることになります。これってそこそこ実用的な値だと思います。

 次回の記事では分解して内部回路を調べて行きます。なお、内部回路については先人の方がすでに詳しい調査をやられているので、そういう情報を見ながら再確認していく作業になると思います。
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No title

こんにちは。

Aliで、これのバッテリー・ケーブル無し(ケースと昇圧基盤のみ)のが、現在$0.5~0.70前後みたいですね(自分は、去年からもう10ヶ位買ってます^^;)。

18650入れて・ケーブル付けて、パッケージして¥300は破格ですよね。

鍛冶屋さん、おはようございます

USBチャージャーの基板が格安で売られていることは知っていましたが、ケース付きもあるのは知りませんでした。
情報ありがとうございます。

目の付け所が違いますね!

このモバイルバッテリーは角形なので転がらなくていいですね。サイズ感もDSO150に合っています。心配なのは品質だけ?

ラジオペンチさんの記事に刺激されて、遊べそうなモバイルバッテリーをAmazonで再び探してみました。レビューを読んでいると一年半前よりも粗悪品が増えているように感じます。

私は何となく大丈夫そうな気がする「Onite 5600mah」(5V2A出力、2年保証) 699円をついポチッてしまいました。

一年半前にいくつか集めて評価した時よりも現在は安くて大容量化しているようです。以前は2600mAh品で700円位でしたが充放電テストではほぼ仕様通りの充電池内蔵と感じました。999円で購入した3400mAh品(ALLPOWERS、5V1A出力)は今でも正常に使えています。

モバイルバッテリー

Panda43です。
315MHz無線通信でまったく解決できないので、DSO150を買い
組み立てはこちらのサイトを参考に何とか失敗もなく完成しました
(説明書だけでは何度か失敗する落とし穴がありますね~~)
な、な、なんと接続して波形を見てみたらあっさり問題解決
やはりアナログ回路はオシロが必需品ですね~~
実は、電源はDC-DC昇圧基板(MT3608 2A Max DC-DC Step Up Power Module)
を74円で購入していたのでフリスクケースに入れて
同じようにモバイルバッテリーから9vを作って使用していました
モバイルバッテリーは電池なしのケース・基板付きの電池2本タイプ
(1個130円程度)を買っていたのでバッテリーはノートパソコンの
バッテリーで使わなくなったものをばらして入れて使用していますが
長時間使用してもほとんど電池が減っていませんでした。
ほんとに便利な世の中になりましたね~~

re:目の付け所が違いますね!

mytoshiさん、こんにちは。

USBモバイルバッテリーはいろいろと安いのが出てますよね。

あと、このモバイルバッテリーはちょっとクセがあるようで使い方に注意が必要みたいです。このあたりは次の記事で書く予定です。

re:モバイルバッテリー

Panda43さん、こんにちは。

通信の問題、DSO150で見たら原因が解ったそうで良かったですね。やはりオシロがあると便利ですよね。
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