水槽用の化学反応式CO2発生装置、ケース作り
反応式のCO2発生装置は試運転を行ってハードやソフトの改良を行ってきましたが、ほぼ最終的な形が見えてきました。ということで、入れ物になるケースを作りました。
▼ケースに収容する物

薬品の溶液を扱うので万一の液漏れに備え、プラスチック製のトレイにタンクを置きます。このトレイはダイソーの小物入れで、サイズは155x127x56(H)、4つの区画に別れている物です。このままでは少し大きいので、長辺側を切り捨てて、ほぼ正方形にしました。
この写真の左上が重曹のタンクで、450ccの炭酸飲料のボトル、左手前がクエン酸で、ダイソーで買った200ccのボトルです。右上の区画には照明コントローラーを収納する予定です。
最終的には右下に写っているブレッドボードを本番用のプリント基板に移して完成させます。
▼ケース作成中

使ったのは、安くて加工が楽なファルカタ材で、木工用ボンドで接着して組み立てました。左下の四角い板は天板で、これは桧の集成材です。
なお、この写真は製作中のもので、最終的には配管の収まり具合を確認後に高さを20mm切り詰めています。
▼表面仕上げ (補強用のリブを後ろ側に変更しています)

そのままでは殺風景なので、壁紙を貼りました。これ、リビングの壁紙と同じ物で、リフォームした時に補修用に確保しておいた物を使いました。天板もそのままでは色が白過ぎるので、着色ニスを塗っています、
▼後ろから見た図

▼仮組して確認

まだ回路を収容出来ていませんが、こんな感じの物になります。部屋の壁紙と同じなので、違和感がありません。天板の上に小物を置けるので、スペースの有効利用にもなります。なお、ケースは本体にかぶせて置くだけで、ネジなどで固定はしないつもりです。
▼液面確認窓

重曹タンクの様子が見えるようにしてみました。青色LEDを3灯使って照明していますが、水面や気泡が見えてなかなか綺麗です。なお、このLEDは昼間だけ点灯させ、夜間は別の深い青色のLEDを薄暗く点灯させる予定です。
また、1秒ごとに赤色LEDをフラッシュ、クエン酸注入時は緑色のLEDを点灯させたいと思っていますが、やり過ぎて下品にならないように注意したいと思います。
▼ボトル照明用LED

適当な容器の蓋を加工して、C字型のブラケットを作り、そこに青色LEDを3個取り付けました。このブラケットはペットボトルの上からかぶせるように置いているだけです。
◆まとめ
小ざっぱりしたケースが出来ました。窓から中のボトルが見えるようにしたのが、良いアクセントになりました。
さて、この後は回路をプリント基板に移し、ケースに収容しないといけません。液晶画面や操作スイッチをどう実装するか、ちょっと悩ましいところです。そういう物はケースの中に置いておいて、必要な時は天板を開けて操作すればいいのですが、ちょっと不便かな、と言う気がします。とは言っても、せっかくすっきりと仕上がっているケースに、スイッチや液晶画面を取り付けるのも美しくないので、悩ましいところです。
▼ケースに収容する物

薬品の溶液を扱うので万一の液漏れに備え、プラスチック製のトレイにタンクを置きます。このトレイはダイソーの小物入れで、サイズは155x127x56(H)、4つの区画に別れている物です。このままでは少し大きいので、長辺側を切り捨てて、ほぼ正方形にしました。
この写真の左上が重曹のタンクで、450ccの炭酸飲料のボトル、左手前がクエン酸で、ダイソーで買った200ccのボトルです。右上の区画には照明コントローラーを収納する予定です。
最終的には右下に写っているブレッドボードを本番用のプリント基板に移して完成させます。
▼ケース作成中

使ったのは、安くて加工が楽なファルカタ材で、木工用ボンドで接着して組み立てました。左下の四角い板は天板で、これは桧の集成材です。
なお、この写真は製作中のもので、最終的には配管の収まり具合を確認後に高さを20mm切り詰めています。
▼表面仕上げ (補強用のリブを後ろ側に変更しています)

そのままでは殺風景なので、壁紙を貼りました。これ、リビングの壁紙と同じ物で、リフォームした時に補修用に確保しておいた物を使いました。天板もそのままでは色が白過ぎるので、着色ニスを塗っています、
▼後ろから見た図

▼仮組して確認

まだ回路を収容出来ていませんが、こんな感じの物になります。部屋の壁紙と同じなので、違和感がありません。天板の上に小物を置けるので、スペースの有効利用にもなります。なお、ケースは本体にかぶせて置くだけで、ネジなどで固定はしないつもりです。
▼液面確認窓

重曹タンクの様子が見えるようにしてみました。青色LEDを3灯使って照明していますが、水面や気泡が見えてなかなか綺麗です。なお、このLEDは昼間だけ点灯させ、夜間は別の深い青色のLEDを薄暗く点灯させる予定です。
また、1秒ごとに赤色LEDをフラッシュ、クエン酸注入時は緑色のLEDを点灯させたいと思っていますが、やり過ぎて下品にならないように注意したいと思います。
▼ボトル照明用LED

適当な容器の蓋を加工して、C字型のブラケットを作り、そこに青色LEDを3個取り付けました。このブラケットはペットボトルの上からかぶせるように置いているだけです。
◆まとめ
小ざっぱりしたケースが出来ました。窓から中のボトルが見えるようにしたのが、良いアクセントになりました。
さて、この後は回路をプリント基板に移し、ケースに収容しないといけません。液晶画面や操作スイッチをどう実装するか、ちょっと悩ましいところです。そういう物はケースの中に置いておいて、必要な時は天板を開けて操作すればいいのですが、ちょっと不便かな、と言う気がします。とは言っても、せっかくすっきりと仕上がっているケースに、スイッチや液晶画面を取り付けるのも美しくないので、悩ましいところです。
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