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テレビ (REGZA) のタイムシフトマシン用HDDを交換

テレビ (東芝 REGZA) に付けている、タイムシフトマシン用のHDDが認識されなくなってしまったので、ドライブを交換して修理しました。

▼テレビのHDD
BUFFAROのタイムシフト用HDD
上が通常録画用の4TBのHDDで、下がこの記事で取り上げるタイムシフトマシン用のHDDユニットです。

実は、先に通常録画用のHDDの調子が悪くなったので新しい物に買い替えたのですが、その原因調査などの作業をやっている間に、タイムシフトマシン用のHDDまで具合が悪くなってしまいました。取り外し/再認識など、めったにやらない操作を行ったので、既に壊れていた機能の問題が顕在化したような気がします。

通常録画用のHDDは、かなり古くて容量も小さかったので新しい物と入替え(上の写真は交換後のものです)。タイムシフトマシン用のHDDも買い替えか、と思ったのですが、これ容量が大きい(3TB x 2台)ので値段も結構します。そんなことで、貧乏根性出して、ドライブを交換して修理を試みることにしました。

▼HDDドライブユニットの背面
タイムシフト用HDD
ドライブユニットは写真のようにBUFFALOのHDT-AVU3/Nという物で、3TBのHDDが二台入っていて、USB3.0インターフェイスも2系統あります。

ケースは背面の4カ所の皿ビスを外しておき、その後、ケースの側面パネルを下から拡げるように浮かして、ラッチを抜きながら上に抜くことで外れます。なお、ケースを開けた状態の写真があれば良かったのですが、撮り忘れていました。

▼内部
内部
3.5インチのSATAのHDDが2台入っています。

▼HDDを取り外す
取り外したHDDと基板
HDDは取り付け用の板金金具にねじ止めされ、その状態でプリント基板のSATAコネクタに差し込むようになっています。なお、ファンの配線がコネクタで繋がっているので、それを抜く必要があります。

なお、ドライブは二つあり、そのどちらが故障したのかをあらかじめ特定しておく必要があります。そのためにドライブを入れ替えてテレビに接続して様子を見たり、PCに接続したりして確認しました。で、結論はA側のドライブが故障していると判断しました。ちなみに、タイムシフトマシンでは、管理情報などはA側のドライブに記録されるので、A側のHDDが故障するとB側にも記録出来なくなるようです。(B側が故障した場合は、A側だけには記録出来るはず)

▼故障したHDDドライブ
元のHDD(故障)
東芝の3.5インチ SATA の 3TB の物でした。

▼交換用に買った SEAGATE の HDD
SEAGATE の 3.5インチ 3TB HDD
3.5インチのSATAで適当な物ということで、近所のPCデポから買ってきたのがこれ。3TB、5400rpmです。バラクーダというブランドは今でもあるんですね。ちなみに、税抜き価格6500円の限定販売品でした。

▼新しいHDD
バラクーダ
同じシリーズに 1, 2, 3, 4TB がありますが、1TB/2TBが1プラッターで、3TB/4TBが2プラッターではないかと思います。

▼本体へ取り付け
HDD交換後
右側が今回交換したHDDで、左は元から入っていたHDDです。新しい方が少し薄いですが、取り付けねじの位置には互換性がありました。

カバーを取り付ける前にこの状態でテレビに接続して認識させ、更に動作テストして問題無いことを確認しました。ということでめでたく修理完了しました。

◆まとめ
最近はPCの組み立てなんてやってないので、HDDのベアドライブを触るのは久しぶりでしたが、うまくいきました。まあ、ネジ外してコネクタ差し替えるだけの作業なので、間違えるところはありません。

あっさり直ったので、これだったら2台とも6TBに交換しちゃえば2週間分録画出来たのに、なんて後になって欲が出てきましたが、とりあえず自重。

ちなみに、もし故障原因がインターフェイス基板だったら、新しく買ったHDDドライブが無駄になる可能性がありました。でもその時は、PC用の外付けHDDとして使うとか、使い道はいろいろあるので、まあいいかと思って買ってきました。

テレビの録画に適しているHDDとして、AV用というのがあるらしいのですが今回交換した物は普通のPC用です。そのあたりがどういう結果になるのかちょっと興味があります。ちなみにAV用のHDDは長時間連続運転しても大丈夫だとか、いろいろ能書きが書いてありますが、いまいち納得できないです。

【追記】
故障した (寿命が尽きた?) ドライブの型格 DT01ABA300V を検索してみると、東芝デバイス&ストレージ株式会社の web に資料があり、ビデオストリーミング向け3.5型HDDのDT01ABA-Vシリーズ というカテゴリの製品で、5940rpmの物でした。今回の修理では、これを一般PC用のHDDに交換したことになりますが、これで良かったのかどうか、意見が分かれそうなところです。
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おつかれ様でした

タイムシフトお使いだったのですね。私も、本格的ではないもののBDレコーダにて、タイムシフトさせています。枯れた技術の腕力勝負のような機能ですが、結構便利ですよね。

さて、そういう機能でHDDに不調があると厄介ですが、うまくリカバリされたようでよかったです。当家でもREGZAテレビ通常録画用のHDDがひとつ突然死しまして、溜めたプログラムへの未練から、死体のまま保存してあります。

DOSやWindows系ではない状態で動いているようで、勝手が違うので、完全死とも認めにくく、時間ができたら、検索で色々見えた対策情報をトレースしてみようと思っています。

ところで、1枚目の写真では、HDDが2段重ねになっていますが、排熱は大丈夫でしょうか。天板も放熱に寄与していると思うので、正面左のディスクが心配になりました。入替写真を見ると、正面右に新ディスク。背面コネクタは正面からなら右がAなんで、これが傷んだAドライブ側であれば、正面左に熱がこもるように見る1枚目写真への懸念とは逆なんで、とんだ言いがかりかもしれません。

いずれにせよHDDは有限なので、大事な録画はバックアップも必要なんでしょうけれど、著作権の壁が邪魔ですよね。

re:おつかれ様でした

うちの通常録画用のHDDも不調になったのですが、ファンで冷やすと何とか動き続けたので、その間に内容をムーブして対処出来ました。
ちなみにそのHDDをWindowsでフォーマットすると異常無し、SMARTを見ても大丈夫っぽいです。
なお、この記事に出て来るタイムシフトに使っていたHDDは、Windowsにつないでも認識せず、SMARTも見れなかったので完全に死んでたみたいです。

あと、HDDの温度の話、鋭い突っ込みで、流石です。
実は1枚目の写真のように二段重ねにすると下側のHDDの表面の温度が明らかに高くなっていました。ここには古い方のHDDが入っているので、劣化を促進しているようなものです。幸い場所に余裕があったので、今は重ねないで置いています。

角材でセパレート

経験的には、HDDの過熱防衛策として角材が使えます。4ディスクがタテにぎっしり入ったLANドライブが、数年前の暑い夏に熱暴走と覚しき挙動となりました。ファンは付いてますが、筐体全体で放熱している感じの製品だったので、10mm角くらいの角材2本を本体の下に噛ませ、置いた台から離したところ安定しました。

それと、HDD一つ入りの筐体であれば平らに置くよりは立てて置いた方が放熱がよい模様です。ただし転倒は怖いですが。

場所がなくて1枚目写真のように置かざるを得ない場合も、2台の間と、台になる6TBの下も、角材で浮かせるとだいぶ良さそうですよ。

re:角材でセパレート

いろいろサジェスチョンありがとうございます。縦置きの方が空気の対流効果で放熱が良くなりますよね。

現在の置き方は、左の壁際から約1cm離して小さなHDD(通常録画の4TB)を縦置き。その右に1cm離してタイムシフト用のHDDを横置きにして、小さなHDDの転倒防止を兼ねさせています。
ちなみにタイムシフト用のHDDケースには温度センサー付きのファンが付いていますが、空気の流れは横置きを前提にした設計になっている感じです。

あと、おっしゃるような角棒を挟んで積み上げることも考えたのですが、場所に余裕があるので平らに展開しました。
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